人の人生ってこんなに変わるものなのか、幸せそうな人、辛そうな人、途中で脱落してしまう人など様々。

 

特に老後になるとその格差が顕著になっているように感じます。

 

人が幸せな状態とはどんなものなのか、私なりに考えてみました。

 

 1. 生活できる収入がある(衣食住が賄えている)

 2. 将来に不安を感じないだけの蓄えがある

 3. 自分や家族が病気やケガなく過ごしている

 4. 子孫が繋がっている (子が結婚して孫がいる)

 5. 騙されたことや盗まれたことがない

 6. 趣味や仕事或いはボランティアなど平素の時間を有意義に過ごせている

 7. 家族や人の役に立っている感覚がある

 8. つながりがあって日々の会話がある

 9. ネガティブな考えにとらわれていない

10.      夫婦のつり合いがとれている

11.      (達成感があること)

 

1と2はお金に関することですが、長年の積み重ねによって得られるものです。

特に若い時分の行動が明暗を分けることになるのでは。

 

3は注意深さと幸運によるものでしょう。

 

4.は最近軽視されていますが、年がいってから感じる幸せとして最大では。

 

5は欲のコントロールが出来ること、それに幸運が関わります。

 

6は日々の時間の使い方ですね。充実感に繋がります。

 

人の役にたっている感覚は多くの人にとって自分の満足感に繋がります。

 

家族(配偶者や子供)とのつながりは身近でありながら重要な要素ですし、それがなくても友人や地域との関わりでも充実感は得られます。

 

他人に対する妬みや憎しみ、或いは争いなどは自分の幸福感を阻害します。

 

夫婦が仲良くできていることは、特に老後最大の幸せの要素かも知れません。

精神面も含めてギブ&テイクのバランスがとれていることがポイントです。

 

最後に「達成感」ですが、これはもろ刃の剣かも知れません。一度達成感を味わうとさらに大きな達成感を求め勝ちになって、リスクテイクが過ぎることになりかねません。喜びであると同時に失敗のきっかけにもなるからです。

 

結局長年に亘る日々のこつこつとした努力と幸運の相乗作用によって幸せが作り出される気がしています。特にそれほど差がないと思われがちな若い時分の行動がその後の行末を左右するように感じています。

 

ただ私も若い頃、目の前の課題や問題に向き合うことに精一杯で、将来のことなんかほとんど考えていませんでしたがね。