今まで何度もチャンスがありながら見たことのなかった南十字星。

 

4月13日からの南米ペルー・ブラジル旅行中にチャンスをうかがっていました。

しかしあまりの強行軍と街の明かりの影響で8日目まで見るチャンスがなかったのですが、ブラジルイグアスのホテルでやっと見ることができました。

 

 

中央の十字になっているのが南十字座いわゆるサザンクロスです。1等星が2つと2等星1個そして3等星1個で構成されています。

 

尚日本では沖縄でぎりぎり見えるようですが、緯度的にはほぼ不可能です。

今回は南天45度くらいの高さにはっきりと見えました。

 

昔は航海の際に南の方向を知るために使われたらしい。

 

そしてその左(東)側に赤く明るく輝いているのがケンタウルス座のα星(リグル)です。この星も日本では見ることができませんが、地球から4.3光年先にあるもっとも近い恒星になります。

 

太陽系の半径が0.1光年くらいなのではるかかなたではあります。

ボイジャー1号、2号が40年かけてやっと太陽系を抜けたあたりにいるのですが、このα星付近までたどり着くのは一体いつなのでしょうか。

 

 

東京あたりだとさそり座が南の空低い位置にあって、そこから下にある星は見えません。