桜の開花が遅れる中、栃木県佐野市にある三毳山万葉公園にある「カタクリ」の群生地に行ってきました。
例年通りすでに満開の状況で、斜面一面にカタクリの花が咲いていました。
淡い青みがかったピンク色でしょうか。
確か白いカタクリの花もあるのですが、この斜面に咲いていたのはこの一色だけ。
何万株もあると思いますが、植物同士の覇権争いに勝利したかのように斜面を独占していました。
ただよく見ると他の花も咲いているようで、
この白い花は「アズマイチゲ」、カタクリが咲いたあとから咲き始めるようで、この斜面は今後白一色に染まるのかも。
何だか野草の世界にも秩序というか掟があるような、1つの斜面の時期を分けて共存しているように見えます。
山を下りてくると平地との境に谷川の水が集まる沼地があって、そこに「水芭蕉」が群生していました。
尾瀬だと6月ですが、平地だと早春の花なのですね。
すでにかなり大きくなっていました。
春の花は桜だけではありません。春山歩きは小さな発見がいっぱい。
GOOGLE検索でその場で花の種類が分かるのは優れものだと思います。
春山は鳥の声も色々あって、鳥の鳴き声も検索できると嬉しいのですが。