以前のブログでも書きましたが、南海トラフ地震の平均周期は118年ほどであり、前回は1944年でしたので後30年ほどの間に発生する可能性が高いと言えます。

 

しかし問題はその間内陸部で活断層型の地震が続く傾向があることです。

 

1995年の阪神大震災も今回の能登半島地震も南海トラフでの継続的な圧縮を受けて、内陸部の活断層が動いて発生した内陸直下型地震です。

 

恐らく30年後のカウントダウンに向けてさらにいくつかの直下型地震が発生するものと思われます。

 

では次に発生する可能性が高い場所はどこなのか?

 

 

この図はMEGA地震(JESEA)が示している隆起沈降図です。青いところが沈降していて、緑の場所はやや隆起している場所になります。元データは国土地理院の電子基準点(全国1200カ所)で、各々の変動量を地図化したものです。

 

近畿南部は隆起して北部が沈降しているということは、その境界あたりに”ひずみ”が溜まっている可能性があります。

 

つまり大阪北部(有馬高槻構造線)、京都南部(花折断層)、琵琶湖東岸断層帯あたりに地震エネルギーが溜まっているかも知れません。

 

私の前の自宅が滋賀県彦根にあるので、避けてもらいたいです。

 

尚同じような場所は中部地方にもあるので当たるも八卦ですが。