厚生労働省から職域接種に使用されているモデルナワクチンの接種状況が公表されました。

7月11日(日)時点で1,827会場にて接種が行われ、341万2千回の接種実績です。

6月21日からスタートしたので、1日あたり16万回、1会場あたりですと90回/日となっています。これはCIOポータルで公表されているファイザー製ワクチン接種実績とは別枠です。

また先週1週間では146万6千回の接種実績で、1日あたり21万回、1会場あたりだと

115回/日となっていて、ややペースアップしてきています。

恐らく首都圏と大阪圏で過半数以上使われて、しかも60歳以下に接種されていると思われるので、感染者数低減効果が近いうちに出てくるのではないでしょうか。

6月までのモデルナワクチン供給量は1370万回ということなので、使用実績は25%であり、仮に4千万回輸入できていたとしても全く使い切れていない状態です。

仮に5月から職域接種を実施していたら、現在の東京の感染状況はかなり違ったものになっていてのではないでしょうか。