ダニエル・ピンク 『ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代』
- 「第一の波(農耕社会)」、「第二の波(産業社会)」、「第三の波(情報化社会)」を経て、「第四の波」である「コンセプチュアル社会」を迎えると説くこの本。
凝り固まった既成概念の範囲を越えてクリエイティブにもっと物事を考えれないか・・?と悩みつつ大前さんの書籍を読み漁っていたところ(この本では大前さんは訳者ですが)、この本に当たりました。今後のアプローチを考えるにはまさにビンゴといった感じです。
- ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代/ダニエル・ピンク
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高い教育を受けた弁護士や医者、CPAや情報処理技術者など専門知識を身に付けた「ナレッジワーカー」が高給を得るというのが今までの社会の図式でした。
しかし、それが変わりつつある!
非常に高い教育を受けているが、我々の国の水準と比べればはるかに低い賃金水準のインドや中国といった国々に、プログラム開発などに限らず、法律、医療、経理などの幅広い業務が代行されつつあります。
そのような時代で重要になってくるのは、今までとは違った新しい思考やアプローチを行う能力です。
それは、これまで仕事上で重視されてきた論理的、分析に情報を処理するという左脳的な思考だけではなく、直感的、本能的、包括的にものごとを理解する右脳の機能がより求められます。
その右脳的な能力は、芸術的で感情面に訴える美を生み出したり、ばらばらな概念を組み合わせて新しい構想や概念を生み出す「ハイ・コンセプト」、他人と共感したり人間関係の機微を感じれる「ハイ・タッチ」の能力にいいかえられます。
本書ではこの「ハイ・コンセプト」で「ハイ・タッチ」な資質を身につけるには、6つの感性を磨くべきだと説きます。
その6つの感性とは①機能だけでなく「デザイン」、②議論より「物語」、③個別よりも「全体の調和」、④論理ではなく「共感」、⑤まじめだけでなく「遊び心」、⑥モノよりも「生きがい」、になります。
それぞれぱっと見た感じでは目新しさは感じないのですが、それぞれ章に分けて説明されており、ハッと気づかされたり、心に刺さる部分が多くあって非常に色々なインスピレーションを得れたと思います。
【料理】プチシュークリームなど
今日は近場の海に行こうと思ったのですが、残念ながら波がないので昼間は横浜ベイクォーターで買い物&カフェでゆっくり読書をして帰ってきました。暑かったですが、広々としたウォーターフロントは開放的で気持ちがいいですね。
夕方は久しぶりにプチシューでも作ってみようかと思って材料を買い込んで作ってみました。
結構うまくできて美味しかったのですが、久しぶりに作ったので細かいところが全然でしたねー。今回の課題は幾つかあったので、次回はもっとうまくやりたいです。
・シューの大きさがまちまちになったので、3cm位の大きさでビシッと統一すべし。
・レシピ上は180℃で15分シューを焼くとのことだったのですが、自宅のレンジではプラス220℃で20分~30分位は必要でした。その辺の所要時間を把握すべし。
・チョコのソースがとろとろ過ぎたので、チョコ&生クリームの割合を気をつけるべし&湯せんから少し時間をおいて少し固まってからシューにチョコソースをつけるべし。
<材料>
・水 200cc
・小麦粉 150g
・バター 60g
・卵 3個
・塩 少々
・生クリーム 300ml
・チョコレート 50g
あと晩御飯は、美味しそうな発泡ワインを買ってきたので、それを飲みながらさっぱりしたものをつまもうと、ペペローニの料理を作りました。
パプリカに、ケッパー、アンチョビと非常にさっぱりしていてお酒に合うし、簡単に作れてしまうので、よく作る一品です。
<材料>
・パプリカ(赤・黄色) 各1個
・アンチョビ 2枚
・ケッパー おおさじ1杯
・パセリ 少々
ワインは「アッソーロ・レッジアーノ・フリッツァンテ ロッソ・セッコ」という赤の微発泡ワインを買ってきました。説明によると、「薔薇や苺、ブルーベリーの豊かな香りに、果実味が溢れる弱発泡性赤ワイン。エレガントなタンニンとアフターに感じるすっきりとしたドライ感が心地良く、料理と美味しく合わせていただけます。」といったワインらしいですが、おいしく頂きました。
三木谷浩史『成功の法則92ヶ条』
ふと本屋で見かけたので、心に刺激を与えてモチベーションを上げていくために読んでみて、自分にとって響いたところをメモしてみました。
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・月に行こうという目標があったから、アポロは月に行けた。飛行機を改良した結果、月に行けたわけでない。
→現実的な発想の積み重ねではなく、大きな発想と目標を持ってブレークスルーして行かないとダメだと常々自分に言い聞かせています。
・考えて行動するのではなく、考えるために行動する。
→無計画で行動するのは問題外ですが、計画をみっちり行おうとするとあれこれ考えて思考の世界に埋没してしまうことがあります。まずは動いて小さく実験していくことが大切ですね。
・0.1%の改善の付き重ねが、成功を生む。そして、おおきなチャンスを的確に摘みとれる。そういう人を運がいい人と言う。
→単純に日々の仕事をまじめにこなすのではなく、次の一手を考えて周到にコツコツ準備をして行かないと。次の一手をどう打つべきかは日々悩むところですが、進歩し続けるというマインドは常に持っているべきだと思います。
・我々はプロのビジネス選手
→仕事をゲームのように夢中になり楽しんでいくには、仕事に受動的に関わったり求められることをこなしていくのではなく、主体的に働きかけていくことが大切だと思います。なかなか難しい部分も多いですが、がんばらないと。
・右脳と左脳のキャッチボールをする。
→これはまさに今自分が課題としているところです!分析的な発想は今までのビジネスである程度鍛えられてきましたが、それを右脳的な直感であたらな発想を生みだすのは結構大変です。新たなアイデアを生み出し→冷静に分析する、それを以下にダイナミックに何度も繰り返していけるか、頑張っていきたいです。
・人生は生から考えるか、死から逆引きで考えるかによって、大きく変わる。
→人生の計画、仕事の計画をゴールから考えていく。今まで何度も取り組んでいますが、気がつくとずれてしまっていたりするところがまだまだだなと思うので、また見直していかないと。
・常に好奇心と向上心を持つ
→自分自身にとってもテーマです。ただもっと上を目指さないと!
・仮説を立て、「仕組み化」する
→これも日頃意識していることですが、気が付いたら妥協してしまっていることがあります。徹底していかないと!
・ビジネスはスキーの様なもの。足下を見ながら、遠くも見る。
→どうしても足元を見がちになってしまうのですが、未来のビジョンをもって行動していくことは大切ですね。
・リーンなオペレーションがイノベーションと成長を生む
→計画上3ヶ月かかるというものを10日でやっていく。無駄を省いて創意工夫していくことはどうしてもなあなあになってしまうことがあるので、意識を高めないと。
・Devil is in detail.
→「細部に神宿る」、大学のゼミの先生に論文を書くときに再三言われました。これは確かに大切ですね。
・差分+オリジナリティ = 勝利
→差分とオリジナリティ、気が付いたらどちらかのみを考えていることが多いので気をつけないとと思います。
・成功の方法論はひとつではない
→グーグルの検索エンジンに誰もが勝つことができないと諦めてしまっている、というのは確かに考えればおかしいです。別のやり方で凌駕仕組を考えるというマインドは大切だと思いました。
・世界を情報源にする
→これも日々取り組んでいるつもりですが、自分なりにもう少し徹底していって国の内と外といった世界観を捨てたいですね!
【料理】サーモンといくらのタリアテッレ
今日は久々に手打ちで生パスタを作って、サーモンといくらのタリアテッレを料理しました!
生パスタの作成風景はこんな感じ・・。
パスタの生地はクッキングカッターを使えば簡単に出来るし、パスタマシンだけでなくパスタ干しも揃えると結構楽チンに生パスタが出来てしまいます。
生地は水分を含み過ぎるとパスタ同士がくっつくし、足りないと生地が乾燥して割れてしまうので、それを調整するのが生パスタ作りのポイントなのですが、最近は慣れてきてなかなか絶妙な感じで出来るようになってきました。
タリアテッレでは具を幾つかのパターンで試したりしてるのですが、今回のサーモンといくらはなかなか美味しいかったです!
サーモンはやはり生クリームに合いますね。あと、いくらは今回醤油漬けのものにしたので、どうだろうか?と少し不安だったのですが、逆に醤油漬けの方が合うかもしれないです。下味が付いていてそれだけで美味しいのですが、醤油の上品な味なので生クリームと合わせても浮かないですね。
<材料>
卵 1個
薄力粉 50g
強力粉 50g
生クリーム 100ml
サーモン 1切れ
いくら 少々
田中達雄『「おもてなし」のIT革命―エクスペリエンス・テクノロジーがビジネスを変える』
最近は、例えばiPhone/iPadのように、機能・性能的には既存技術で実現できるのですが、デザインやタッチパネルの使用感などの感情的・感覚的な価値に重きを置き、成功しているモデルがよく注目されています。
そのような感情的な価値は「顧客経験価値」と呼ばれますが、それを実現する技術としてエクスペリエンス・テクノロジーの動向を本書は扱っています。
- 「おもてなし」のIT革命―エクスペリエンス・テクノロジーがビジネスを変える/田中 達雄
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まず、知らなかった面白い言葉としてAISAS(注意→興味→検索→購入→共有)。AIDMAといった言葉はマーケティングで良くつかわれますが、消費プロセスがウェブチャネルに移ることでこういう言葉ができているようです。
そういう中で、ユーザーインターフェース(UI)デザインにするだけで購入率を何十%も増やすなど、現実の世界の「おもてなし」の部分に当たるUIへのさまざまなアプローチがなされています。
現在は主に視覚(2次元→3次元)や聴覚などの分野で新しい技術が出てきています。
視覚では、3Dホログラムを使った立体的な動物のデジタルサイネージや、LOEWEがAR技術を使って製品に対してその説明情報をオーバーレイさせたマーケティング手法などが活用されています。
また聴覚に関しては、IKEAのHPでANNAという仮想的な女性に対して質問を入力すると答えを返すサービスや、コールセンターで顧客の声から感情分析を行い、興奮していたり怒っている感情を把握するなどのソフトウェアが実際に使用されています。
それにとどまらず、嗅覚に訴えるカルピス株式会社の香るサイネージや、東京工業大学で研究開発中の香りの元を任意の比率で混ぜ合わせて人工的に香りを作り出す嗅覚ディスプレイ、触角を再現する空中超音波触覚ディスプレイ、またそれにとどまらず頭で念じただけでコンピューターで操作するブレインマシンインターフェース(BMI)など、嗅覚や触覚、生体情報に関わる技術も出てきています。
また、「おもてなし」を実現するのはUIの技術だけではなく、顧客が求めていることを理解する手法も重要です。
以前は属性ベースマーケティングが主流でしたが、最近のウェブでは行動ベースのマーケティングがよくつかわれており、それがAmazonなどで使われているレコメンドエンジンの形で活用されていたりします。
また、エクスペリエンス・デザインの考え方として、ペルソナ・デザインやエスノグラフィなどの、機能ベースのサイト開発ではなく、顧客経験価値に軸を置いた開発手法が紹介されています。
著者の田中達雄さんは以下の様ITロードマップの執筆もされています。
個人的にはこういったITの最新動向に興味を持っているので、そういった情報に触れていれば本書は内容的に目新しいものではないのですが、エクスペリエンス・テクノロジーといった切り口から新しい動向の概要をざっと見ることができてよかったと思います。
- ITロードマップ2010年版/野村総合研究所技術調査部
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