「 Fashion Futures」が原宿の東郷記念館6階の天翔で開催された。
多くの業界関係者が集まるトークイベントです。
プログラムは以下。
■インタビューセッション
テーマは「私たちの服はどこから来て、どこへ行くのか。」
登壇者は パリオートクチュールコレクションに参加のデザイナー中里唯馬(YUIMA NAKAZATO )
氏。
アフリカのケニアに映画監督と一緒に行き、世界中から集まる廃棄物の巨大な集積を目の前にして、
彼は言葉を失いただ立ちつくす。
その体験によって作品作りが一変したという。
ドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』 は、そんなシーンも撮影された。
なぜそれを作ったのか心情や理由を語った。
■パネルディスカッション
テーマは「クリーンエネルギーが変えるファッ ションの新しいエコシステム」
登壇者は、東 光弘(市民エネルギー ちば)、根岸由香里(サザビーリーグ/ロンハーマン ウィメンズ
ディレクター) 、 篠 健司(パタゴニア/ブランド・レスポンシビリティ・ マネージャー)。
各氏が、NPO団体や企業に所属しながら、現在の活動の現状をトークした。
■基調講演
テーマは「Web3時代のファッションー 世界最先端のケーススタディ」
登壇者はマシュー・ドリンクウォーター(ロンドン・カレッジ・ オブ・ファッション イノベーションエージェンシー)
ハリウッドの先端的な映画で使用される最新テックを生かしたファッション・プレゼンテーションの
圧倒的なクオリティーの高さは衝撃的です、
■パネルディスカッション
テーマ「義足のためのハイヒールが生まれるまでーアーティスト片山真理とセルジオ・ロッシの挑戦」
登壇者は、モデルのような長身の片山真理(アーティスト)。特別デザインの義足を日常使っている。
下の写真、左の彼女のアートの様な義足とハイヒールシューズを見てください。
イタリアのラグジュアリーシューズブランド「セルジオ ロッシ」シニアマネージャーのシモーネ ブルゴニョーニ。
彼女はさまざまな差別を受けていたが、
ハイヒールを履いてロングドレスをどうしても着たいという夢を持ち続けていた。
それがセルジオ・ロッシまで届いたということです。
彼女から明るい前向きなエネルギーを頂きました。
■基調講演
「GANNIはいかにして持続可能なブランドの先駆者となったのか」
登壇者:ローレン・バートレー(ガニー/チーフ サステナビリティ オフィサー)
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各分野の多彩なプロフェッショナルによる深みと広がりのあるセッションが繰り広げられ、
多くの学びと刺激が得られる貴重なひと時でした。
感謝 感謝です。
(会場での撮影、登壇者との面談、関係者への聞き取り、HPを参考にして再編集しました)
次回につづく