譲り受ける物と手放す物 | さくらとはな

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いつか嫁ぐその日まで。

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昨年11月 祖母が亡くなり


形見分けでもらったダイヤの指輪


指輪の写真も撮ってたのに デジカメ紛失につきデータも紛失ハートブレイク無念でなりません




幼い頃からずっと 



「さーちゃんが大きくなったら おばあちゃんの宝石ぜーんぶあげるからね」(女の孫は私だけ)



高校生くらいになると



「早くおばあちゃんのアクセサリー貰ってよぅ。つけて見せてよぅ」


と言っていました





でも 私は宝石に興味もなく 価値もよくわからないし 



「まだ私には早いよ。もっと似合うようになったらちょうだいね」


といつも答えていました




+ + + + + + +  +




法要が終わって実家に帰ると 父(父方の祖母なので)



「気に入るのがあれば持っていきんちゃい」



と祖母のジュエリーケースを見せてきて




その中で1つ 「あハート2」と思ったものが1粒ダイヤの指輪


ダイヤは誕生石だし 一番好きな石



しかしサイズも大きく(祖母14号、オレ号) 立て爪だしイロイロ使えない 


なので




「石だけとってリフォームしてもいい?」




と父に了解を得て(お父さんはアクセをリフォームするって意味がよく分かんなかったみたいだけど)


シンプルなプラチナネックレスにしてもらうことにネックレス




1月の結納までに間に合えばいいな、と思って。






完成するまでの1ヶ月間に 


彼がエンゲージリングをはめてくれ 結婚の意思を確認し合い  



子供の頃に思い描いていた“宝石をつけても大丈夫”な大人になれた気がして


今だったら それ相応に祖母の石を纏えるんじゃないかなって


ダイヤをつける自分に違和感がなくなったっていうか

(もちろん小さいダイヤとかは持ってたけど鑑定書とかないしーなんか違ーうブタくん


上手く言えないけど なんだかすんなり思えたのでした 




+ + + + + + +



もともとこの指輪は数十年前に祖父が祖母に贈ったもの


宝石屋さんも褒めてくださってとても良いものらしく





ダリンがくれたダイヤの1.5倍の大きさでしたおばけ。ダイヤの大きさ=愛の大きさ?(ヾノ・∀・`)やーん







無事 結納にも間に合い 当日はつけて出席




いつまでもおばあちゃんに守ってもらえるように 忘れないように 


遠くへ嫁ぐのは寂しいけれど いつも近くに感じられるように


譲り受けるタイミングが今 このときで本当によかった






ケースに眠っていた親のものが 娘によって再生したことに 父も喜んでくれて





一石鳥だったな、と笑う要領のよい末っ子魂炸裂





+ + + + + + +




リフォームをお願いしたところでは 貴金属の下取りもしていて


指輪の土台だったプラチナの部分を買い取って ネックレスの代金から差し引いてくれると言われ



「ん?それなら他のアクセも買い取ってくれるのかい?」



と聞くと




「もちろん」(・∀・)



と言われたので



さくらとはな




売っ飛ばしました財布





えぇ 過去に殿方からいただいた物です



もぅ二度とつけることはないし(*´д`)y-゚゚゚てゆーか久しぶりに見たし



意外と高く売れることにびっくり


実家にはまだ眠っているヤツがいるのでそれももちろん売却しますъ(゚Д゚) 





将来もし息子が生まれたら


「やたらと女に物を買うな」と教えたいG無駄な出費だ