山行報告 in大台ヶ原 | 明治学院大学体育会ワンダーフォーゲル部のブログ

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私たちは日本の広大なフィールドで登山を主に活動しています!
このブログでは、日々の活動から山行報告まで様々な風景をお伝えしたいと思います。私たちの活動に興味を持ってくれたら嬉しいです!!

今回は、昨年2023年11月3日(金)に

奈良県の大台ヶ原に登山をしに行った様子をご報告させて頂きます!

 

 

 

大台ヶ原は、奈良県にある山で、

大台ヶ原を含む吉野熊野国立公園は、国の秘境百選

大台ヶ原は日本百名山にも選定されています!

 

 

アクセスに関しては、今回、我々も使用させて頂きましたが、公共交通機関を利用する場合は、近鉄 大和八木駅から出ているバスを利用することができます。所要時間は、およそ2時間です。(おまけに、休日に行ったため、バスは大混雑でした)

 

 

所要時間 2時間というところからも察しがつくと思われますが、大台ヶ原は、かなり山奥にあります。そのため、公共交通機関ではなく、自家用車で行かれる方も多く、大台ヶ原に続く「大台ヶ原ドライブウェイ」は、その景色の良さからツーリングの名所としても知られています。我々は、バスを利用した2時間の長旅で、長時間バスに揺られるのは、体に応えましたが、車窓から見える景色は非常に綺麗でした。

 

※頂上の日出ヶ岳です。ここから、東側(三重県方面)には、日本三大渓谷の一つ、大杉渓谷があります。エメラルドグリーンの沢と壮大な滝を見ながら歩く登山道が魅力の渓谷コースです。もし機会があれば、訪れてみたいですね。

 

 

また、大台ヶ原は、世界有数の降雨地帯としても知られています。年間降水量は3500mmと非常に雨が降る期間が長く、登山をする人にとっては不都合な部分ではありますが、その反面、多量の雨が降ることによって、大台ヶ原の豊かな自然が育まれており、大台ヶ原にとっては恵の雨というわけです。

 

 

今回、我々は、このように大台ヶ原に登山をしに行きましたが、当部で大台ヶ原に登山をしに行ったのは、ここ10年の間では確実に実施がなかったらしく、もしかすると当部70年の歴史の中で初めて大台ヶ原の地を踏んだ部員になったのかも知れません!?

 

※道中にある「神武天皇像」です。神武天皇が神代の頃に、大台ケ原を通り東征を行ったという神話に基づき、1928年に建設されたそうです。

 

ですが、このように大台ヶ原を長い間、訪れることができなかったのも無理ありません。

関東を拠点に活動している当部が、関西に行くのは、地理的な距離や資金面から考えて難しく、簡単に行くことはできません。コロナが落ち着き、本格的にテント泊を伴った活動が再開できるようになってからは、登山をしに、関西に行くこと自体が初めての機会になります。

 

※大蛇嵓(だいじゃぐら)と呼ばれる、絶景スポットです。

下は、1000mぐらいあるそうです...

 

しかも、今回は日帰りですし、大台ヶ原周辺にはキャンプ場がないことから、普通に登山をしに行くには、実施前後の宿泊の問題が生じます。

 

 

ですが、今回は京都出身の部員のご実家に宿泊させて頂くことで、その問題を解決し、実現まで漕ぎ着けることができました。部員のご家族の皆様のご協力がなければ、登山を実施することは出来ませんでしたし、快く迎えてくださり、良くして頂いたことには、本当に感謝しております。ありがとうございました。

 

 

 

 

今回は、大台ヶ原に登山をしに行った様子をご紹介させていただきました。ずっと行きたいとは思っていたものの、中々叶わなかった大台ヶ原への登山を、多くの方の助けを借りて実現させることができました。

良い景色と良い天気に恵まれ、とても良い経験をすることができました!