今年もいよいよ今日が最終日でございます。
大変な一年でありましたが
無事に年を越せる事に
年末年始も店を閉めず営業にあたってくれる
全てのスタッフ。食材を届けて頂けるお取引先様
そしてご来店頂ける沢山のお客様のお陰でございます。
本当に有難うございます。
そして来年も何卒宜しくお願い申し上げます。
しかし
どこに行っても『今年は厳しい一年』でした。
と毎年毎年決まり文句の様なワードが出て来ます。
今年は確かに3月11日の東日本大震災と言う
未曽有の大災害がおこった年でありました。
沢山の方が亡くなり
沢山の方が多くの物を失いました。
倒産・廃業に追い込まれた会社も数多くあることでしょう。
しかしながら
例えばセブンイレブンのセブン&アイ・ホールディングスさんなんかは
2011年8月の中間決算では過去最高益をあげております。
その他にも業績の良い会社は沢山あります。
不況だから。とか
景気が悪い。
で片づけるのはあまりにも簡単な総括ではないでしょうか。
テレビなどでも、さも不況を煽るような演出がありますが
果たしてこれは誰の為になるのでしょうか?
丁度このブログを書いてたら
アメブロのニュース欄にこんなタイトルがありました。
「タンス預金」が過去最高になったと日銀が発表したそうです。
そうです。
これが現実です。
お金が消えたのでは無くて
皆不安だから使わないのです。
節約・自粛・倹約
誰が得をするんでしょうか?
ものが売れない。お金が動かない。
企業が一番初めに削減するのは宣伝広告費。
テレビ局の売上が一番はじめに減るのは誰でもわかります。
もっと
景気の良い話をしませんか?
節約は誰も幸せに出来ない。
節電をしたうす暗く寒い部屋で
外出をせず部屋にこもり
最低限の食材で食事を作り
不況を煽るテレビを見ながら越年をする。
これじゃ頑張ろう!とか
明るい未来に向かって希望を持とう!
とかって気分には確実にならないでしょ。
話は変わりますが
創業当時、年末年始の2日間は
お店の営業は休んで居ました。
正月ぐらいは休んで貰いたいと言う
僕のわがままでなんとか理解して貰っていました。
今年・来年
けん、よしかつの直営全店で営業をする事を執行部が決断しました。
1月は1日から10日までの売上で月次予算の70%以上を達成してしまうそうです。
なので一日でも多く営業をして後半に休みたいとの事だとか。
もう一つはオペレーションの問題で
2日から営業すると言っても元日に仕込みをしないとならないので
結果開けている方が売上も立つし仕込みも出来るので
物理的に開けた方が良いと言う判断でした。
こうした営業現場の働きに
会社がこたえなければならないのは
絶対に業績の良い会社を作り
結果に対するフィーを沢山支払える会社を作る事が使命であります。
ご家族の皆様にはお正月にご主人様が仕事となり
誠に申し訳無いと思っております。
我々サービス業に携わる人間は
「他人が休んで居る時に働く」が必然となってしまいます。
どうかご理解を頂けると幸いであります。
厳しく無い。
不況じゃ無い。
今年も
無事越年が出来る
とっても良い一年で閉じる事が出来ました。
来年も明るくて
業績も景気も良くて
楽しい一年にしたいと思います。
どうか皆様
来年も何卒宜しくお願い致します!