東北大震災後
仙台の既存店の売上が昨年同月対比で
150%になりました。
驚異的な数字です。
震災後に新規出店した仙台泉店も絶好調。
そしてこの度石巻に新たに新規出店する事を決めました。
来月オープン予定で
現在オープン準備に入っているのですが
人材採用において現場がこんな状況と知って
ちょっと愕然としました。
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8月1日にオープン予定の石巻店の準備をしていたら、こんな事がありました。
被災地支援として、時給設定を高めにして募集をかけたところ、
全く人が集まらない。
飲食の特需はあるがあるのに、なぜだろう?
答えは簡単でした。
支給額は不明だが、被災支援金が労働をするとバッサリ切られるらしい。
働きたくても働く場所が無いのではなく
働きたくても働けない、働かなくても生活が出来る。
という事だったのです。
また、新しい展開です。
面接時、こんな人が居たらしい・・・
ディナーは絶対働けない!
との回答に
なんで?
をぶつけたら、
【夕飯のお弁当を貰いにいくからです!】
なんと。。。そうか。。。
被災地はまだ、いろいろな意味で大変なようです。
ガンバレ東北!!
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震災から4か月が経過しました。
この先この状況がいつまで続くかわかりませんが
この状況をどう思えばいいか考えさせられます。
収入があるなら支援金を打ち切られるなら
働かなくなるよね。そりゃ。
でもそれでいいのか?ホントに?
本当の復興支援ってなんだろう?
被災地の事を考えれば
こうした実情を語っても支持は集まらないと思うし
ひいては非難の対象にすらなりかねない。
だからマスコミも報じないんだと思う。
でもその支援金の原資は税金な訳で。
先頃発表された復興債も莫大な金額であります。
震災で新たな利権を手にする人が出てくるのだろうけど
悩ましい問題です。