2ヶ月前。


当社の立地開発のアシスタントとして

見習いで入社してきたメガネ・・・いや男がいる。


紙中 良太  21歳 独身。


なんだかゆとり世代の申し子みたいな平成元年生まれの彼。


そんな良太はつまらないと評判のブログ を書いているのだが

昨日何があったかわからんがブログのタイトルを変えた。


その名も

こんな時代のフツーになるな』 紙中良太の20歳過ぎブログ


だとさ。



「こんな時代???」



お前から見たこの日本は一体どんな時代なんだろう??と


多分

これは推測だが

「世の中で不況不況と言われてますが・・・。」


的ないかにもマスコミが使いそうな安直な決まり文句を真に受けて

平成元年生まれが世相を語ると言う実に嘆かわしい話。


僕も最近雑誌のインタビューなんかでよく語るのですが

そもそも僕(32歳)は「バブル経済」を知りません。


バブルがはじけた時は中学生でした。

しかも父親は地方公務員だった為に全く恩恵にあらず。


一方友達の家は外食や、海外旅行など

井戸家には縁の無い豊かな暮らしをしていた。


そして社会に出た時は日本はまさに

「失われた10年」とか言われてるど真ん中だったのです。


なので「景気の良い時代」を僕は全く知りません。


4年前に創業したばかりの頃はしんどい事だらけだったけど

それは「景気」には全くなんの関係も無い。


世の中に必要とされる存在になれば

景気なんて全く関係無いとも考えています。


この時代に生まれた事。

日本国に生まれた事。


この事を強運だと思う事が出来ない事が

本当に不幸だと僕は思います


戦争がある時代に生まれたら本当に大変です。


バブルの時代にドンピシャで社会人になって

実力以上のポジションに居たらとても苦しむ事が多いと思います。


この時代に居られる事が本当に幸運です。


誰もがそう思える世の中にしていかなくてはならないですね。