前のテナントが撤退する時の売上を聞きます。


確かにそれじゃ撤退するよね。。。


と言う可哀想な売上です。


業種は様々


ファミレス、回転寿司、焼肉、和食レストラン などなど。


そしていつものパターンで

ちょいちょい。って改装して看板取り替えて

サラダバー取り替えて「けん」が誕生します。

改装工事費の平均は1000万円です。


それでオープンします。


するとドカーンって売れます。


しかし

同業者の方は冷ややかにこう分析します。


あんなのもって一年だよ。と。


究極の話。


一年あれば充分です。


だって一年あれば投資回収済んでるんですもの。


設備投資の回収が終わってれば

利益率を下げても成り立ちます。


なので原価に掛けれるんです。

するとお客様には魅力的な商品がお値打ち価格でご提供できるのです。

結果リピートを頂きお店は繁盛し続けます。


簡単に言いますが

ホントに簡単な話です。


なので新規出店の際に5年間で設備投資を回収します。

なんて計画を立てては行けないんです。


そして

あんなのもって一年だよ。

って分析してる人に限って、

年々昨年同月対比売上が減少しているのに

有効な手段が見つけられずジリ貧になり

結果我々の餌となってしまうのです。


もしその状況で僕が相手方の立場だったら迷わず決断します。


けんにFC加盟して、業態変更します。


それが事業家の決断です。


黙っていれば待っているのは死。


裸一貫でお店を作り

何十年も掛けてそれなりのチェーンになった。

しかし過去の成功体験が現在ではお客様に支持されず

いつもピントのずれた商売をしてしまう。

周りにいる幹部も、これじゃイカンとわかっていても

創業者に前向きな提案は出来ない。


季節メニューを積極的に切り替えよう!

新しい携帯販促を取り入れよう!

お店の運営状況をもう一度見直そう!


とかとか

何十年もやってきてて結局この程度の

改善しか出来ないのが現状。


そんなんで劇的に収益状況が変わるんだったら

そんな楽な商売はない。



現在当社もそれなりに売れている。


だけどいつしか陰りが来て

決断をしなくてはならない時が来る。

栄枯盛衰世の習い。


その時にどういった決断が出来るかが

事業家の使命であり、社員・家族・取引先を守るために

決断をしなくてはならないんだ。


プライドとか言ってたら皆を路頭に迷わせてしまうんだ。



良い商売に乗っかる事。

決して恥ずかしい事では無いと思います。


某居酒屋チェーンみたいに

ニセモノみたいな業態を自社開発するのは

正直節操無いなー。と思いますが

それはそれで戦略的には間違っておらず。


我々はフランチャイズ展開をしているので

堂々と加盟して手を組んで頂ければいいのになと。


うちもいつかは

居酒屋はなこ  に加盟する時が来ると思いますニコニコ