会社を興して今度の9月で4年目を迎えます。


業績も順調に伸び、今期決算を閉じる頃には

売上高100億円を超える企業になるまでになりました。


僕は会社法が改正されてから起業したのですが

この改正を評価する人はあまり聞きませんが

起業家の立場からするととても有意義な

改正であったと思います。


昔会社を興すには、最低1000万円以上の資本金が必要でした。

又3名以上の取締役と1名の監査役を専任しなくてはならないのと

それに伴い取締役会を設置しなくてはなりませんでした。

と言っても創業して間もない頃は創業者の力が圧倒的に強い為

取締役会など実質的には機能せず、創業者の意のままになるケースが

大多数であると思います。


そこから段々と企業の成長に伴い

新たな経営判断を決定づける創業家以外の

役員が会社を少しづつ変えて行くと言うのが

企業の成長に伴う習いでありました。


現在の会社法では資本金は1円で会社を興せ

取締役定員の人数が一人でもOKとなり

勿論取締役会も設置会社と非設置会社で

選択出来るようになりました。

これにより無駄な作業の一つである

取締役会を開催する必要が無く

創業者の独断で重要な経営判断が可能になりました、


当社のの場合資本も100%自分で出資しましたので

株主も役員も全て私個人で会社経営を担って参りました。


しかし何故か世間一般的に

こういう環境をよく「ワンマン経営」と揶揄され

「ワンマン経営」=「悪い会社」の様な図式で

見られたりする事があります。


この理由はズバリ。

「ワンマン経営」が悪いのでは無くて

「ワンマン経営」の会社の経営者の「倫理観」が悪い

だけの話なので、「ワンマン経営」事態が悪い訳ではないのです。


ちょっと前置きが長くなりましたが

会社の成長に伴い、いよいよ当社も

今までの「井戸商店」状態から企業への変革を

しなくてはならないと考えておりました。


企業の成長に伴い

「人」・「物」・「金」・「情報」・「時間」の5資源が必要でありますが

やはり一番必要なのは「人」であると僕は思います。


今までの当社には三国志で例えると

張飛の様な人材ばかりでした(笑)

武力はめっぽう強いのですが、

その武力の強さ所以に戦術・戦略実行に弱く

正面から正攻法で突撃する戦い方しか

知りませんでした。

勿論黄巾族あたりを蹴散らすのであれば

それでよかったのかも知れませんが。


そしてここに来て、頼もしい味方が

陣営に加わって来て頂いております。

まぁ小説になってしまっているので

例えてしまうと先が見えてしまうので

ちょっとナンセンスですから遠慮しときますが

強いて言うなら宿谷さんは「黄忠」だろうな(笑)

現時点で武勇に長けた

五虎大将軍とも呼べるメンバはようやく揃いました。


そして三国志で「蜀」を語る上で避けては通れないのが

諸葛亮孔明の存在であります。

今当社が最も加わって貰わなければならないのが

諸葛孔明の様な存在であります。


今期中には

必ず孔明を三顧の礼で迎えにあがりたいと

思います。