寝る前に思い出した。

2007年2月に、地元向ヶ丘遊園に出店した
水炊き・串焼きダイニング かみのこ を本日で閉める事を。


店長のゆーすけが電話に出た。

お疲れ様の一言が言えない自分が居た。


開店から今まで。
累損は-350万ぐらい。

開業赤字を入れてだから、まぁ年間通したらトントンぐらい。


だからやっててもやめても同じなような状態。


うちの母ちゃんはかみのこを贔屓にしててくれてて、以前にも店を売却しようと考えてる。って話ししたら、必死にやめないで。って説得された。

挙げ句未だ検討中で、店長のゆーすけにも伝えて無いのに、お店でゆーすけに
「お店が売られるとか息子から聞いたけど応援してるから頑張ってね!」なんて思いっきりフライングでモチベートかけちゃったりして。(汗)


寝耳に水のゆーすけから翌日「井戸さん!お母さんから店売るとかって聞いたんですがどういう事ですか!」とか詰められたりして。。。


地元に店を作るのは一つの夢だったけど、
出してみて思ったのは、儲かんなかったら何やっても面白く無い。と言う極めてドライな自分の性格が浮き彫りになった。

儲かってる店は可愛い。

儲かんない店は憎らしい。

憎らしい店を作ってしまうと働いてくれている
スタッフを素直に心から愛せない。

だから儲からない店は、どんなに思い入れがあっても潰さなければいけないんだ。と考えている。

今年2月は浜松町で失敗したふくのかみ浜松町店を閉めた。

これでかみのこを整理して、残る最後の赤字店をどうにか出来れば、全店黒字店舗だけになる。


ゆーすけ。


サラバだ。