身の回りに関わりのある無駄な公益団体


旧国民生活金融公庫(現日本政策金融公庫)で

借入をした事がある方なら多分誰もが感じた事があると思います。


東京都の場合です。


先ず本店所在地の地域の

日本政策金融公庫 の窓口に行きます。(飲食業でお金を借りる場合)


すると

都道府県生活衛生主管部(局)もしくは生活衛生営業指導センターと言う団体から

から推薦状をとってきてください。

と言われ必要な書類をまとめて、広尾駅から徒歩10分ぐらいの

なんかボロイ建物に向かわされる。


すると物凄いマイナスのオーラが漂う事務所内から

半分ボケてしまったような、学校の用務員のおじさんみたいな

人が出てきて、面談をする。


書類が整っていれば、特に中身を見ないで

ボンボンって判子を押して出来上がる。


それが「推薦状」


これをもって初めて日本政策金融公庫の窓口で

融資の検討をしてもらう事が出来るのだ。


ここで疑問が生じる。


果たしてあのおじちゃんの存在は必要なのか?


勿論そのおじちゃん一人だけではなくて

窓口の女の子や広尾の徒歩10分にの場所にある

事務所もだ。


勿論これらが運営されているのは公費である。


こんなのは日本にある公益法人のごくごく一部の

事であるが、こうした民間の視点で言えば『無駄』とも思える

法人(団体)が日本中にはそこらにある。


その積み重ねがいわいる税金の無駄使いと言われるものなのだが

政権交代してこれらの無駄がなくなるか?


と言う事なのだが、これは僕にはわからない。


ただ一つ言える事といえば

期待はしていない。


何故なら、そこで働いている人達も家族があり生活があるからだ。


役人になり、キャリアを目指すべくでもなく

なんとなく勤め上げて、定年を向かえ、定年後は嘱託で

こうした生産性の低い仕事をして公金で老後資金をまかなう。


役人が半世紀以上を費やして作ってきたこの日本のシステムを

変えれるだけの力が現民主党にあるとも思えないし。


こうなってくると、

じゃあどうすりゃいいのよ??


って話になるので濁しますが

要するに文句言ってる暇があったら働きましょう。


って事なのかな。働けるうちは。