お店をよくする為に
アンケートを積極的にとりたがる方がいますが
僕は必要を感じません。
むしろ嫌いな店のサービスで
席につくなり
「よろしかったらアンケートにご記入ください」と言う押し付け。
しかもカウンターのラーメン屋なんかで
されるとマジでイラっとする。
飛行機の国際便でCAから
外国語のアンケートを求められた時。
「読めねーし」とイラっとしたり。
これは7年前ぐらいに経験した事。
あるお店に入って
携帯から空メールを送ると
会員登録されて、その対価として
抽選でソフトドリンクか杏仁豆腐プレゼントなんてのが
あるじゃないですか。
今じゃどこでもやってるけど当時は出始めで
珍しかった。
んなもんで
料理が出る間に暇つぶしもかねて一度やった事がありました。
こんなの抽選なんて言うけど、新規登録だったら誰でも受け取れて
当然だと思うじゃないですか。
そんでもってこの会員登録をした後
会員登録完了のメールと共に、抽選の結果がついてました。
「なんとハズレでした」
忘れもしない。
○○○○亭のある店舗でした。
料理の記憶より、このハズレのやりきれない気持ちの方が
上回ってました。
この携帯の会員集めのシステムの利用料金がどれぐらいか
わかりませんが、お店で経費をかけて客をイラつかつかせる意味が
ホントに理解に苦しむ。
随分前にも書いた事があるのですが
クリーニング屋の値引き券があったので、
いつも行くクリーニング屋をわざわざ通過して
そのクーポンがあるクリーニング屋に行きました。
クーポン券を提示すると、受付の高校生みたいなバイトに
「有効期限が切れてます」と言われた。
そもそもクーポン券を発行するのは
顧客の囲い込みでしょう。
他のクリーニング屋に行くはずだったのを
このクーポンがきっかけで、わざわざこのクリーニング屋に
来たわけじゃないですか。
その客を断る意味がどう考えても僕には理解が出来ない。
コストをかけてチラシを配って
そしてそのチラシが「きっかけ」でご来店頂いたお客さんを断る。と言う
本末転倒な事が起きてしまう。
この高校生は悪くない。
クーポンの目的をキチンと伝えない状態で
店頭で接客にあたらせる経営者が全て悪い。
こういった
自分で受けた経験値の量が、営業現場に対して細かい指示・指導が
する上で必要になるんだと思う。
と
ここまで他で受けたイラっとする出来事の列挙なんですが
残念ながら。と言うより誠にお恥ずかしながら自分が経営している店でも
この信じられない事が起こってしまう現実がある。
携帯のクーポンをお客様がお店に提示しても
店員がそのクーポンの存在を把握していなかったとか。
これは最近では殆どなくなっているが、
随分昔のチラシをご持参頂いたお客様に
「これは使えません」とか言ってしまうスタッフ。
あのね。
チラシはご来店頂く為のきっかけなんです。
コスト掛けてまいてるんです。
それをご持参頂いた時点で目的は果たしているんです。
だから「有効期限」なんて必要は無いのです。
キリがないので総括
よく頂けるクレームで
「社長はお店で起きている現実をわかってないじゃないですか?」
と言う一文があります。
確かに全てを把握出来ている訳ではありません。
本部に頂くクレームも恐らく氷山の一角なのもわかっています。
だからこうした現実が店で起きていると思うと
申し訳無い気持ちを通り越して憤りを覚えます。
クリーニング屋さんで50円のクーポン券が
使えないだけで、イラっとするとっても小さい人間ですから