先日浜松町 シーサイドホテル芝弥生で行われました
第一回 外食決起会に参加しました。
発起人代表は外食業界の重鎮
際コーポレーション 中島武師匠
テーマは
『力強く生きよう、食は命だ。命の仕事を皆で助けあい、この不況を乗り越えていこう』
利己主義で無く力を合わせて業界を活性化させようと言う趣旨のもと
本会が組成されました。
プログラムは
株式会社ミュープランニングアンドオペレーターズ:代表取締役 吉本社長
有限会社てっぺん:代表取締役 大島さん
際コーポレーション株式会社:代表取締役 中島武師匠
の順に貴重な講演を伺いました。
第一回目の本会一番のお話は
西酒造株式会社:代表取締役 西陽一郎社長の
『今後の焼酎造りについての決意表明』
であったと感じています。
僕も知らなかった事実なのですが
お話を伺ってとても不条理でやるせない気持ちと
憤りに感じました。
8月下旬から9月上旬の話にさかのぼりますが、
三笠フーズの不正流通米事件
皆様の記憶にも未だ新しいと思います。
この事故米の流通先が農水省から公表され
メーカー、製造業の方々は多大なる風評被害を被りました。
西酒造 さんもその被害者の最たる事例でした。
西酒造さんと言えば富乃宝山などで有名な酒造メーカーですが、
この農水省の公表によりメーカー責任として商品自主回収や
風評被害などにより売上が3分の1程まで下がってしまったとの事です。
ところが公表から1週間後
農水省からの報告は
事故米と基準される数値以下の
検査結果である事が判明した。
つまり完全な見切り発表であった事
その影響でどれだけの損害を西酒造が被ったかが
ご想像出来ると思います。
西酒造は間違いなく自信のあるものを作って来た。
商品に対して旨い不味いのジャッジメントは個人の趣味嗜好があるので
意見は真摯に受け止めるが、作り手の姿勢に対して疑われた事が
この度の事故で一番辛かったとお話されていました。
メディアも悪い情報を一方的に伝えるだけで
品質に何の問題も無い事については一切触れない。
この話を聞いて自分達で出来る事はなにかと
自分なりに色々考えた。
その結果大事なのは、起きてしまった事はもう取り返しがつかないのでしょうがない。
でもこれからを考えれば、もっと商品に対して真剣に向き合い
西さんの様な熱い熱意を持った作り手の商品を誠実に販売していかなければ
ならないと心から思った。
西さん
僕はお酒を売る店を少ししかやってないので
対した力にはなれませんが、それでも今後一生懸命
西酒造さんを代表する九州の焼酎を販売して行きたいと
思います。
心より応援申し上げます。