完全に都内の不動産バブルがはじけたと実感する。
何気なく新聞広告の不動産投資のページ見てたら
代々木上原のあるビルが載っていた。
S社がパチンコ屋から1年半ぐらい前に買取、
大規模修繕して、やっとこさ先々月ぐらいにテナントつけて
賃料収入が確定した時点で売り抜けたのかな?
K社の広告だったけど、仲介かな? それとも買い取って転売かな?
それにしてもテナントは確実に苦戦してる。
僕も何度か検討したけど
やはり代々木上原の商店街の中に
あの賃料設定は無いと思う。
案の定集客力はイマイチ
あっと言う間に、テナントが抜けてしまえば
賃料収入が入らなくなるので、募集価格で買った人は
エライ目にあうだろうな。 なんて。
だって冷静に考えたら
賃料が坪単価4万円なんて言ったら
売上高賃料比率を10%とすると
坪当たり40万円売らなければならない。
30坪のお店作って1200万円の売上
出来ない事無いけど
事業計画で書く数字じゃないよね、そんな数字は。
もし僕が銀行員で
坪売り40万円の事業計画書を作ってきた
事業者が居たら、その時点で融資はしないですよ。ホントに
坪売り15万円で商売が完結できる事業計画を
作らない限りこれからの飲食店は絶対にうまく行かない。 と思う。
ここ数年
都内のビルが異常な値段で賃料高騰してたけど
ここに来ていよいよおさまるんだろうな。
怖いのはこれから。
結構いい場所なのに
虫食いビルが出始めて
その一角が嫌ーな雰囲気になる。
僕等事業者には有難い状況
都内がこんな状況だから地方はもっと悲惨
ナショナルチェーンが続々撤退をしているぐらいですから。
400坪の敷地とか借りて商売しようなんて
事業者はホント確実に減ってます。
返還されちゃった地主さんもホントに大変
賃料収入が無くなる上に、事業用地としての固定資産税負担
道交法、ガソリン高、原材料費の高騰
郊外店はまさに直撃。
その厳しい環境の中
成立する商売を仕掛けていく当社
明日はあるでしょうか???