昨年の秋の旅を終えて、車中泊しやすい車に買い替えようと思ってからは、いろんな種類の車を見学・試乗した。各種キャンピングカー、大型商用バン、各種ミニバン、軽バン等々。キャンピングカーは置き場所に困るし、自炊しない自分にはオーバースペック。商用バンは、乗り心地と毎年の車検がネックに。軽バンはやはり、走行性がきつく、スペース的にも自分には合わないとの判断。ソロ旅用に、そこそこの走行性があって、荷室が完全フラットになる候補は、実質、当時のフリード+(旧型)とシエンタに絞られた。

 

最初にシエンタに試乗。前車と比べると、乗り心地も内装質感もぐっと落ちるが、フルフラットになる荷室は非常に魅力的だと思った。

次にフリード+に試乗。シエンタより少し大きくて、空間はシエンタよりよいかなと感じた。ただ、旧型だけあって、安全装備はシエンタが圧倒的によく、フリードの新型の発表を待つことにした。

 

5月9日の昼前に新型フリードの発表あり。WEBで見る限り、後部座席のフルフラット形状は、フリード+と変化なく若干の凸がある形状だった。5人乗りのクロスターには、アラウンドビューモニターがオプション選択できなくなっていて、圧倒的な進化感も感じられず(個人の印象です)、助手席の枕みたいな内装に??等々、少々の失望感からわざわざ初期ロットに飛びつく必要もないと考え、シエンタにしようと思った。

 

翌日、試乗をさせてもらったトヨタのディーラーに行き、10分ほどで商談を終わらせた。(笑

 

シエンタを選んだ主な理由は、次のとおり。

 1.ワンタッチでの後部座席・荷室のフルフラット化

 2.2m x 1.2m幅に荷室高1.1mという後部室内空間の広さ

 3.100V電源コンセントのオプション設定

 4.安全装備の充実

3~4年後には、家族に譲るつもりなので、安全装備は充実している方がよく、その方向でのオプションもつけた。

 

フリードは、床下に収納がある分、床上の居住空間の高さがシエンタより低くなっており、この点も今回はシエンタにしようという判断につながった。

今後、新型フリードの実車の評価も表に出てくるだろうから、次の車中泊車候補として、引き続き注目してゆきたいとは思っている。