食育基本法は平成17年6月17日に制定されました。
この制定された月に因んで毎年6月は食育月間です。
教育には知育、体育、徳育などがありますが、一番大切なのが
食育だと云われます。
健康が維持出来なければ他の教育は無駄になるからです。
食育は栄養学や広範囲の知識が必要です。しかし
私なりの食育論を申し上げれば、毎日口にする食物の選択能力と
自制心だと思っています。
食物の生産地や鮮度、カロリー、ビタミン、ミネラルの量を知ることは云うまでもありません。それに食品添加物(化学調味料、酸化防止剤、合成甘味料、着色料、)等の有無にも気を配りたいと思います。そして「美味しいものには気を付けよ」です。美味しいと思うものは大概、糖分や脂肪の多い高カロリー食品です。
糖質1g=4kcal 脂質1g=9kcal
ですから、美味しいものは食べ過ぎない自制心が必要です。
一日の摂取カロリーは仕事の量にもよって変わりますが
心疾患、脳卒中、ガンなどの生活習慣病は食べ足りないよりも食べ過ぎによるカロリーオーバーが原因です。
6月の食育月間を通して、毎日の食事の質と量を見直す機会にしたいと思います。