「いっちゃん、何怒ってるの?」
HRあたりからいっちゃんの機嫌が悪い。
何もしゃべらず、話しかけても視線をそらして無視。
しばらく考え込んだが思い当たる理由が見当たらず、私はクロフネに帰ったところで思い切って聞いてみた。
「お前なー・・・・」
はぁ、と大きくため息をつくとジッと私の目を見返す。
そのとき、カラン♪とドアが開く音がして、いつものメンバーが顔を出した。
「***ちゃんといっちゃん。何見つめあってるの?」
最初に口を開いたのはりっちゃん。
「なんでもねーよ」
りっちゃんを睨むと後ろを向いてまた黙り込んでしまう。
「また、***ちゃんがらみで怒ってんでしょう?いっちゃんはー」
りっちゃんがいっちゃんの背中に向かって少し大きな声で言うと
「・・・・」
返事もしなくなっちゃった。
「帰る」
冷たく一言いうとクロフネから出て行ってしまう。
「いっちゃ・・」
呼び止めようとした私の声をドアが閉まる音がかき消す。
「一護は今度は何に怒ってるんだ?」
リュウ兄が私の顔を覗き込む。
「わかんない・・・」
泣きそうになるのを唇をかんでこらえる。
「一護が機嫌悪くなったの、帰りのHRからでしょ?」
リュウ兄にかわってハル君が私の顔を覗き込む。
「たぶん・・。帰りにはもう悪かった」
私は小さく頷く。
「@@、HRで何したか覚えてる?」