BMW F20 118i ヘッドライト修理(水漏れと傷のダブルパンチ) | MGHのブログ

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岡山にある自動車整備工場の日常

 

 

本日のお仕事はBMW F20のヘッドライト修理となります。

左のヘッドライトには水が混入しております。

F20 あるあるのようです。

 

 

右のヘッドライトには表面に傷が…

何かにぶつけた後、擦ったようなあとがあります。

 

 

 

  まずは左のヘッドライトの水を除去していきます。

ホームセンターで乾燥剤を購入です。

 

 

 

裏側のコンピュータを取り外し、乾燥剤を入れておきます。

ここから数日間放置です。

キモはレンズに水滴がついた状態で乾燥させないこと(雨水には不純物が多いので、レンズに付着したまま乾燥させると水垢のようなものが残るので注意です。)

出来るだけ目立たないところに水を追いやって乾燥させます。

 

寒いので、日光に当てて蒸発しやすくしております。

 

 

 

ほとんど水滴が無くなったところで、一度乾燥剤を入れ替え追い込みます。

 

 

 

乾燥が終わったら、レンズとの継ぎ目をシーリングしていきます。

(水抜き加工などは、他の方のブログなどを参考に加工しておきました。)

 

 

 

左のヘッドライトを乾燥させている間に右のヘッドライトを修理していきます。

右のヘッドライトの傷が消える程度まで研磨していきます。

わりと傷が深かったので#400番のペーパーからスタートしました。

 

 

 

ヘッドライトをクリア塗装すると時はイワタミニガンを使用します。

ミストの細かさがキモですね。

塗装するクリアも種類がありますので、その中から今までの経験上もっとも適切なものを選んでいます。

 

 

塗装後は磨いて肌を整えます。(この辺りがプロ仕上げ)

 

 

 

無事に左右共完成しました。

 

やってることはDIYと同じですが、板金塗装のプロが行うとこんな感じになります。

(費用も思ったほど高くはないですよ!)

 

 

ご用命有難うございました。

 

 

 

 

おしまい