本日のお車は、
7L系のトゥアレグになります。
お客様が訴える症状は、40㎞/h位で走行すると、床下から何かが叩く音がするとの事。
早速、試乗テストを行いますと確かに上記の症状が確認できました。
車両下部から確認しますと、プロペラシャフトのセンターベアリングを固定しているブッシュが千切れて、プロペラシャフトが暴れた時に音がしているようです。
今回の事案は、基本的にプロペラシャフト丸ごとの交換になるようです。
純正は非常に高価でしたので、他を探すと社外品がありました。
社外品の設定があるという事は、よく壊れる部品ということですね(笑)
お客さんに相談し、10万円弱位の修理費になることお伝えしました。
お客さんからOKも頂き、部品発注をしようとしていたら、たまたまセンターベアリング交換キットを発見!
お客さんに相談しインナーキットを使用する事になりました。
というのも、弊社ではタクシーのメンテナンスもさせていただいていましたので、プロペラシャフトのセンターベアリング交換は割と日常的な作業です。
ですから今回は特に違和感やハードルもなく作業にチャレンジしました。
早速取り外していきます。
バーフィールド型ジョイントの抜き取りは少し硬かったので、プレスなどを使用して抜き取りました。
位置をずらさないようにポンチでマーキングしてます。
ちぎれたセンターベアリングを取り外し、新しい物に交換していきます。
無事に作業も完了し、試運転で異音がなくなっていることも確認できました。
今回はプロペラシャフトのセンターベアリング交換修理でした。
無事にセンターベアリング交換だけで完了しお客様にも喜んでいただけました。
ご用命有難うございました。
おしまい