グランドチェロキーWK36P ナビの液晶に気泡が… | MGHのブログ

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岡山にある自動車整備工場の日常

アメリカ車で唯一よく売れているメーカーのJEEPです。

グランドチェロキーはほぼフラッグシップの車なのでかなり大きくて存在感もありますね。

 

今回は液晶に気泡が入ったため、操作できなくなる前に修理したいとの事でした。

 

 

海外サイトを見ると、定番の故障のようです。

日本でもチラホラ見かけました。

 

どうやら純正はナビ本体ごと交換のようです。

保証修理もあるようですので、要確認ですね。

有償修理だと、金額も30万~との事…

特に中古で買われた方はディーラーで対応していただくためには色々と手続きが必要ですし、お金もかかるみたいですね。

 

どうにか安く修理できないかという事で、事例の多いアメリカのサイトを見ていると、どうやらモニターだけ部品が出るようです。

 

 

誰でも簡単に購入できるebayで見てみると普通に購入できるようですので、かなりハードルは低いようです。

純正っぽい奴や、明らかに社外品みたいなのもありますから、お好みでどうぞ。

 

 

VINを入力して、対応品を検索しますと、それらしいのが出てきました。

国内のヤフーショッピングなどで販売している物も同じものでしたので、これかな?と思い購入しかけましたが…

一度お客さんと相談して現品を確認しようとなりました。

(万が一間違えたらめんどくさいですからね。)

 

 

ナビを取り外します。

バコッと外すだけです。(傷は付けないよう養生はしてますよ。)

 

 

さらにバラしていきますと品番らしきものが見えてきました。

 

 

 

さらにバラして他に品番などの記載がないか確認します。

 

やっぱりと言うか、確認してよかった!

ネットで調べたものとモニター品番が違いました。

 

年式のせいなのか解りませんが、配線の接続形状などが違いました。

 

 

これが正解っぽいです。

 

 

とりあえず部品発注をして、組み立てなおしました。

部品が入荷したらお客さんと日程を調整ですね。

 

 

やはり現品確認は重要でした。

特に自動車メーカーの純正品番などが確認できないものは要注意ですね。

 

ちなみにどちらの品番でも車両に適合するよ!って出てきました。

どちらを信じたらいいやら…

 

皆さんも注意してくださいね。

 

 

でも、これで何とか修理できそうです。

 

 

 

 

 

 

おしまい