手動式消火バケット用新型メカニカルヒューズ2013モデル
先回に引き続きこの製品のお話しです
従来この製品は意外と大きく、ボディーの材質もアルミ製で
重量感がありました
色々なお客様の声を聞くと
「ここまで大げさな物が本当に必要なのか?」など
疑問視されている声も伺いました
そうとは言え、やはり必要な部品です
用途は先回お話ししたとおり
かなり重要な物なので
機能や性能はそのままに
より 小さく、軽く、品質の安定した製品を開発致しました
今回、ボディーは樹脂製です
これにより、ヘリコプターキャビン内の取付で
機体に傷が付きにくくなっています
小さなボディーに様々な部品を詰込むのは
かなり大変でしたが、目指している形になりました
見た目は単純そのもので
場所を気にせず簡単に取り付けが可能です
本当はまだ小さく出来るのですが
製作コストや使い勝手を考えると
このサイズが適当だと考えました
特に小さな部品を設計する場合
コストや品質の事などを考えると
図面の数値や公差でかなり違って来ます
例えば馴染みの外注様が所有している
機械の精度はどれくらいなのかを
知っているならば、その精度で出来るような
図面寸法に変更していく事で
コストはかなり抑えられます
その精度で、要求仕様を確実に守る事が出来るのならば
上出来と言える事でしょう


