令和六年八月十一日
今年も夏の青春18きっぷを購入したので、個人的に巡っておきたい西国の札所へお参りに行く事にしました。
相変わらずの猛暑日が続いているため、階段・坂道の少ないところ狙いでスケジュールを組むと、こちらからのスタートとなりました↓笑
JR奈良駅から奈良公園までは少し距離が離れているので、路線バスを利用します。
バスを降りると早速シカさんがお出迎えしてくれました^^
朝9時前なのでまだ参拝者や観光客の姿はほとんどありません。
興福寺の五重塔は修復工事に入り、足場が組まれて完全に見えなくなっています。
南円堂への参道も人通りがほとんどなく、とても静かでした。
朝はさほど日差しも強くないので快適にお参りが出来ます^^
南円堂周辺の様子もこの通り。
朝一なので参拝者はほんの数名でした。
「おん はんどま だら あぼきゃ じゃやでい そろ そろ そわか」
納経所は朝9時からなので、待ち時間ゼロで納経もいただけてありがたいお参りとなりました。
観光客が多く混雑する札所は朝一が狙い目ですね。
次は再び県庁前からバスに乗って、JR奈良駅へ戻ります。
奈良から大和路線で王寺まで移動し、和歌山線に乗り換えます。
四両編成の電車が来ましたが、王寺駅で二両が切り離されました。
王寺から次の目的地までの所用時間は約二時間。。
ロングシートの硬い座席に座りっぱなしでの2時間はなかなかの苦行でした。笑
11:59に粉河駅に到着。
いつものように、とんまか通りを歩いて粉河寺へ向かいます。
昼間のとんまか通りは日陰がなく、15分ほど歩くと汗だくになってしまいました💦
大神社のクスノキと粉河寺の山門はいつ見てもすごい存在感です。
山門の前で家族連れの方から声をかけられたので、記念写真を撮らせていただきました。
キリッとしたお顔立ちの金剛力士様。
阿形の金剛力士様もイケメンなお顔立ちです。
参道を歩いて本堂へ向かいます。
中門で一礼。
案内人の方が、グループの観光客へ境内の見どころを詳しく説明されていました。
お参りの前に、あこ茶屋さんで少し休憩させていただきます。
お店の中は涼しいのかと思いきや、何とエアコンは設置されていないようで扇風機が回されていました^^;
とりあえずクールダウンしたかったので、冷やしあめをオーダー。
ちゃんとすりおろした生姜が添えられていて本格的な味わいです^^
そして粉河寺名物の風猛うどんをいただきました。
具沢山で実に美味でしたが、再び汗だくだくになりました笑
あこ茶屋の前におられた案内人さんが、13時から神社で巫女さんの舞の奉納があるのでぜひご覧くださいと声をかけて下さいました。
階段を登って、粉河産土神社の本殿へ向かいます。
本殿内へ上がらせていただき、神前で巫女さんが舞を奉納されるお姿を間近で拝ませていただきました。
本殿内でいただいた案内のチラシには、奉納の際に流れる豊栄の舞の歌詞が書かれていました。
思わぬご縁をいただいて神社のお参りがメインのようになってしまいましたが、改めて観音様へご挨拶させていただきます。
「おん ばさら だるま きりく」
観音様のお参りの後は、大神社のクスノキに触れてパワーをいただきます。
御神木の前の立札にはセミの抜け殻が残っていました。
セミさんもきっと御神木のパワーをたくさんいただいたんでしょうね^^
次は粉河駅から和歌山線、きのくに線を乗り継いで、紀三井寺へ向かいました。
現在、南海トラフ地震の注意報が出ているため、特急くろしおが運休になり紀伊国のお参りに行き辛い状況になっていますが、紀三井寺までは問題なくアクセス出来ました。
本来は和歌山で一泊し、翌朝の始発に乗って紀伊勝浦へ行こうと思っていたのですが、青岸渡寺の参拝はしばらくの間行けなくなってしまいました。
いつものルートで紀三井寺へ向かいます。
紀三井寺の参道も日陰がなく、駅からの距離は500メートルほどですがめちゃくちゃ暑かったです。。
今回は往復ケーブルに乗る事にしました。
歩いて登ると拝観料が無料になるサービスは今後も当面の間続けられるそうです。
ケーブルの下り券は初めての購入だったので、記念に写真を撮っておきました。
本堂で本日最後のお勤めをさせていただきます。
「おん まか きゃろきゃ そわか」
そして仏殿にて大観音様へご挨拶。
観音様、無事にお導き下さりありがとうございます。
最後に和歌の浦を背景に記念撮影。
体力的にはかなり楽なお参りコースでしたが、汗だくだくでもう顔が疲れ切ってます🤣
本日の記録は14573歩でした。
夏場のお参りは無理せずこのくらいがちょうど良いですね^^
暑い中のお参りは大変ですが、青春18きっぷを利用すると費用がぐんと抑えられるので、今年の夏も楽しく巡礼させていただこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。