令和六年六月二十六日


ここのところ多忙だったので、約1ヶ月ぶりのブログ更新です。


今回は六月下旬の西国巡礼記録をまとめておきたいと思います。


この日は友人と第十番三室戸寺のあじさい園へ行くのが目的でしたが、時間に余裕があったので引き続き近江の札所もお参りする事になりました。


紫陽花とわたくしその①



その②



その③ 



あじさい園を堪能した後は、境内で臨時出店されていた「京あめ とにまる」さんの冷やしあめアイスでクールダウン。



次は三室戸から京阪電車で六地蔵へ向かい、京阪バスに乗り換えて山科方面へ向かいます。



約30分乗車し、竹鼻バス停で下車します。



渋谷街道を西へ、約1.6km歩きます。



道中で見かけた仏様へ合掌礼拝。



約20分歩いて番外札所「元慶寺」の参道前に到着です。



友人は初めてのお参りでした。

ご本尊のお薬師様へご挨拶させていただきます。

「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」



元慶寺参拝後、JRの高架下を抜けて御陵へ向かいます。



煉瓦造りのトンネル内部。



トンネルを抜けるとすぐ右手に六地蔵様がおられるので手を合わせます。

「おん かかか びさんまえい そわか」



元慶寺から15分ほどで御陵駅に到着。



京阪京津線に乗って、近江へ向かいます。

4両編成の電車が路面を走るという、日本で唯一の珍しい区間があるので乗り鉄も楽しみました^^



びわこ浜大津で石山坂本線に乗り換え、三井寺駅に到着。



琵琶湖疏水沿いの道を歩いて、三井寺へ向かいます。



北国橋からの眺め。

琵琶湖疏水船の三井寺乗下船場があります。



大門通りへ出ると、正面に立派な山門が見えてきました。



参拝の前に、門前のレストラン「風月」で少し遅めの昼食休憩を取る事に。



三井寺の名物メニュー「三井の晩鐘」をいただきます。

鐘の形をした三段重にお料理が盛り付けられています。



こちらは観光地のレストランと侮るなかれのクオリティで、本格的な味わいの和食が楽しめます。

実に美味でございました^^



山門前でいつものように記念撮影。



立派な金剛力士様がいらっしゃいます。



こちらも大迫力です。



朝から三室戸〜元慶寺をお参りするだけでもけっこう歩いたので友人もお疲れの様子でしたが、せっかくの機会なので今回は境内をひととおり巡る事にしました。


まずは「釈迦堂」から。



釈迦堂前から真っ直ぐ続く参道を歩き、階段を登ります。



桃山時代に再建された国宝の金堂。

三井寺の境内でひときわ大きく威容を誇っています。

ご本尊は弥勒菩薩様。

「おん まいたれいや そわか」



三井寺唯一の禅宗様建築「一切経堂」



徳川家康が寄進したと伝わる重要文化財「三重塔」



三井寺の開祖・智証大師大師様の御廊で、三井寺で最も清浄な聖域である「唐院灌頂堂」



智証大師様が、中国の青龍寺が焼けている事をお悟りになり、閼伽井の水をお撒きになると村雲が湧き起こって中国に向かって飛び立ち鎮火したという伝説が残る「村雲橋」



三井寺別所「微妙寺」

ご本尊は十一面観音様。



微妙寺のそばには天台大師様がお祀りされています。



石段を登って、境内で最も高い所にある観音堂へ向かいます。



観音堂へ着いたのは16:30、閉門時間の直前なので参拝者の姿はほとんどありませんでした。



堂内に入り、座ってゆっくりとお勤めをさせていただきました。

「おん はんどま しんだまに じばら うん」



最後に長〜い石段を下ります。



五月に徒歩巡礼をした時は、こちらからスタートして今熊野観音寺まで歩いたので、三井寺は二ヶ月続けてのお参りでした。



再び琵琶湖疏水沿いの道を歩いて三井寺駅へ戻り、帰路につきました。



この日の記録は23157歩。

電車バスを利用しても、三ヶ寺をお参りするとなかなかの歩数になりますね。



本格的な猛暑に入り、お四国の歩き遍路はしばらくお休み中なので、今年も7月〜8月は西国巡礼が中心となる予定です。


友人もすっかり西国巡礼に魅了されているようなので、この先も楽しみながらお参りを続けていきたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。