令和六年三月七日


四国遍路3日目の記録です。

今回は3/6の夜に徳島入りし、駅近くのホテルに宿泊しました。



両国橋を渡って、ホテルのある歓楽街方面へ向かいます。



道中で面白いスポットを発見。

阿波おどりカラクリ時計の下がバス待合所になっています。

肝心のカラクリ時計は故障中。笑



今回もこちらのホテルへお世話になります^^



翌朝は始発で鴨島へ向かう予定だったのですが、準備にもたついて徳島駅の改札口へ着いた瞬間に発車のベルが鳴り響き、列車は出発してしまいました。。

仕方ないので、約三十分後に発車の特急列車に乗る事にします。



6:45発の特急「剣山」に乗車。

鴨島駅への到着時間は、30分前に出発した普通列車とさほど変わらなかったので、やっぱり特急は速くて快適です。



7:02 鴨島駅に到着。

ここから前回区切ったポイントへと向かいます。



線路沿いの道を歩いて西へ進みます。



今回は江川・鴨島公園からスタート。

公園の駐車場に車を止めて、藤井寺方面へ歩いて行くお遍路さん2人組を見かけました。



駅から近く、24時間利用出来る公衆トイレもあるので、区切り打ちの出発地点にはぴったりのスポットです。



国道318号線から南へ進みます。



Y字路から右手の細い道へ入ります。



分岐点に地蔵堂がありました。



お地蔵へ合掌礼拝

「おん かかか びさんまえい そわか」



しばらく住宅地の細い道が続きます。



ブロック塀で囲まれた石のお社もありました。



藤井寺までの道中は分岐点が多いですが、道しるべが多いので迷わずに進めます。



こんな所にも石のお社があります。



住宅地を抜けると、しばらくは田園地帯の道が続きます。



正面にこれから登って行く山々が見えます。



野花もたくさん咲いていて、春の訪れを感じさせてくれます。



左手に県営住宅が見えてきたら、藤井寺まであと少しです。



ここからは道なりに真っ直ぐ進んで行きます。



ガードレールにも道しるべが貼られています。

ありがとうございますm(_ _)m



坂村真民さんの「念ずれば花ひらく」のお言葉が添えられた道しるべを初めて見ました。



藤井寺に近づくにつれ、目前に山々が迫ってきます。



へんろの里の立て看板が見えたら間も無く藤井寺です。



「ようこそwelcome」



右手には「お宿イレブン」があります。

通し打ちをする場合は、こちらで宿泊して朝一番に出発するのがベストでしょうね。



緩やかな上り坂が続きます。



第十一番「藤井寺」に到着。



山門で一礼し、境内へ入らせていただきます。



藤井寺の縁起。



参道を歩いて本堂へ向かいます。

境内は静寂に包まれていて、朝一番のお参りは気持ちが良いですね^^



参道の左手には河野清弥太翁の像があります。

昭和初期に、荒廃していた藤井寺を再建された中心人物だそうです。



私以外にも数名の歩き遍路さんが朝一でお参りされていました。

初老の男性お遍路さんから声をかけられましたが、1日の行程や泊まる予定の宿の話をするのも楽しいものですね^^



鐘楼は縄が外されていて、鐘はつく事が出来ませんでした。



藤井寺の本堂。

ご本尊は薬師如来様。

「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」



次は大師堂へ。

「南無大師遍照金剛」


お大師様、どうか無事に焼山寺へ辿り着く事が出来ますようお守りくださいm(_ _)m



続いて、お不動様へご挨拶。



最後に弁財天様へ手を合わせます。



お参りを終えて納経を済ませた時点で8:30を過ぎていました。

焼山寺までは健脚の方で6時間、普通の人なら7時間〜8時間ほどかかります。


焼山寺の納経時間は16:30で終了なので、制限時間は8時間。

果たして私の足で間に合うのでしょうか。。



頭であれこれ考えるより、とにかく先へ進むしかありません。


本堂の左手から、いよいよ焼山寺道へと入ります。



この先の道中記は、また次回の記事で書きたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました^^