令和六年 正月二日
近鉄のお得なフリー切符を利用して、友人と奈良へお参りに行ってきました。
最初に向かったのは、真言律宗の大本山「西大寺」
東門から境内へ入らせていただきます。
西大寺のお参りは初めてです^^
伽藍案内図
まずは西大寺はじまりのお堂と言われる、四王堂へ。
御本尊の十一面観音様は約六メートル、藤原彫刻の優美なお顔立ちで、木造の十一面観音としては日本でも有数の大きな尊像だそうです。
(仏像の写真はホームページよりお借りしています)
続いて、光明真言堂とも言われる本堂へ。
御本尊の釈迦如来立像は、興正菩薩様の発願によって建長元年(1249年内)に京都嵯峨清涼寺の三国伝来釈迦如来像を仏師法橋善慶寺十一人が模作し、この時代の清涼寺釈迦如像の中でも代表的な名作だそうです。
本堂の前でも記念に一枚。
次は近鉄で西大寺から桜井駅へ向かい、駅前から運行されている臨時バスに乗車しました。
日本三文殊の第一霊場「安部文殊院」に到着。
こちらも初めてのお参りです。
本堂の拝観券を購入。
開運魔除けの念珠引換券付きで、受付に提示するとパンフレットと赤い腕輪念珠をいただく事が出来ました。
本堂前には外から参拝される方々の大行列が出来ています。
拝観券を持っていれば並ぶ必要はなく、すぐに本堂内へ入る事が出来ました。
本堂内ではお坊さんのお話を聞かせていただき、御真言を三遍お唱えして御本尊様へ手を合わせました。
御本尊の文殊菩薩様は獅子に乗られ、右手は「降魔の利剣(ごうまのりけん)」という剣を持ち、左手には慈悲・慈愛を象徴する蓮華(ハスの花)を持たれています。
建仁三年(1203)の大仏師・快慶の作と判明しているようで、木彫極彩色の騎獅像は、高さが約7mあり日本最大だそうです。
本堂の拝観後は、名物の亀パンを購入。
こちらの休憩所に設置されている電子レンジで温めていただきます。
中にはかぼちゃのあんが入っていて、甘さひかえめの素朴な味わいでした^^
奥の院エリアにはお大師様がおられました。
四国八十八ヶ所のお砂踏み場になっているようです。
「南無大師遍照金剛」
お参りの時はカバンは降ろすべきなので、良い子は真似しないように。笑
来年の 干支 「 辰」にちなみ、パンジー約8000株で描かれた龍のジャンボ花絵が造営されていました。
縦20メートル、横25メートルあり、来年4月末頃まで楽しめるそうです。
安部文殊院のお参りの後はJR万葉まほろば線で三輪へ向かう事に。
到着する頃にはすっかり日が暮れていました。
大神神社は正月三ヶ日は夜8時まで参拝出来るようで、多くの参拝者で賑わっていました。
大神神社の参拝も初めてです。
こちらも境内入った瞬間、ものすごいパワースポットだと感じました。
まさに聖域です。
毎月大神神社へ参拝している友人の案内で、境内にお祀りされている多くの神様へお参りさせていただきました。
久すり道を登って、最後に展望台へ向かいます。
三輪山から眺める桜井市の夜景。
春に訪れるとしだれ桜が美しいのでしょうね。
正月の期間は、三輪山の登拝は出来ないようです。
機会があればチャレンジしてみたいものです。
帰りは参道に立ち並ぶ屋台でたまごせんを購入。
懐かしい味わいでした^^
今回のお参りでいただいた御朱印はこちら。
真言宗十八本山の御朱印を西大寺でいただきました。
なかなか行けなくて、やっと二ヶ寺目です。
新年早々、大変な天災や事故が発生していますが、大難は小難へとお導きいただけるよう、これからも神仏へ手を合わせてお祈りさせていただきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。