令和四年十二月二十五日

友人を誘って、西国巡礼で京都の札所をお参りしてきました。

まずは第十番の三室戸寺へ。
友人と一緒なので、無理のないようにJR宇治駅からバスで向かいます。

ところが、乗る予定のバスが待てども待てどもやってきません。

観光客案内所で聞いてみると、三室戸寺方面へ向かうバスは駅前ではなく、国道沿いのバス停から出ているとの事。

しょっぱなからしくじりモードに突入してしまいました。。

あわてないあわてない。
ひとやすみひとやすみ。

と、友人をなだめながらバスを待つわたくし↓笑


宇治駅から三室戸寺まで歩くと約30分かかりますが、バスを利用すると楽々です。

三室戸停留所で下車すれば、徒歩10分程度で行く事が出来ます。


最も近いのは「門前」停留所で、本当はここを経由するバスに乗りたかったのですが、二時間に一本程度しかないので今回は諦めました。


西国古道沿いは、やはり石標をよく見かけます。


こんな住宅の一角にもありました。


昔は多くの巡礼者がこの道を歩かれたんでしょうね。


この先にある受付で入山料を納めます。


山門で一礼し、


約60段ほどの急な階段を上ります。

ちょうどサンケイツアーズの団体さんがお参りに来られていて、ご高齢の先達さんが手押し車を持ち上げて階段を登っておられてかなり大変そうだったので、お声がけしてお手伝いさせていただきました。

もしバスに乗り遅れていなかったら先達さんとお会いする事もなかったでしょうし、これもきっと仏様のお導きだったのでしょうね^^


階段を登ると、宇賀神さんがお出迎えして下さいます。 


勝運の牛さん


福徳兎さん


本堂


勤行は、般若心経、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五偈、延命十句観音経、本尊千手観世音菩薩様のご真言をお唱えさせていただきました。


お勤めを終えて納教所の方を見ると、ツアーに参加されていた先達さん方の行列が出来ています。

西国では、先達の納経はツアー添乗員による代行はNGなので、よく見かける光景です。


私も納教所で並んでいるところや、


納経軸を巻いているところを隠し撮りされてました。(写真は友人からの提供です笑)


納経所側からだと、良い感じに境内の写真が撮れます。
作法に厳しいご住職が納経所におられる時は、お参りの前に写真を撮ろうものならきっと怒られると思うので要注意です。笑


次は第十一番醍醐寺へ。
六地蔵駅へ向かい、醍醐寺前を経由する山科方面行きのバスに乗ります。

バスの待ち時間を利用して、お昼はコンビニで済ませました。


門松が飾られている時期に醍醐寺へ来たのは初めてです。 


三宝院の庭園

国宝の唐門

師走という事もあってか、日曜でも参拝者はかなり少なかったです。

山門

まだ紅葉が残っていて、仁王様とのコントラストが良い感じです^^

金堂のお薬師様に手を合わせ、

五重塔を眺め、

お不動様へもご挨拶


そしていよいよ観音堂へ。






コロナ禍で観音堂が閉鎖されている期間が長かったので、久々にお堂へ入らせていただきました。 



観音堂の中に売店や納経所があり、常駐されている職員の方が多いので、友人は少し緊張していましたが、間近で観音様の姿を拝しながらお勤めをさせていただけるのは、本当にありがたかったです。



最後に、弁財天様へご挨拶

本年の西国巡礼はこれにて打ち納めです。
無事にお導き下さった仏様、お大師様に感謝申し上げます。

そして、ブログも今回が書き納めとなりそうです。

あまり更新出来ておらず内容も薄い記事ばかりですが、今年も一年、お付き合いいただき本当にありがとうございました。  

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます^^