青春18切符でお遍路の旅の続きは、日を改めて再度香川の札所巡りをしました。


まず最初に向かったのは第八十三番「一宮寺」


JR沿線からはかなり離れた所にあるので、高松からことでんを利用して一宮で下車、駅から徒歩5分ほどで到着です。











朝から快晴でお天気にも恵まれて、気持ちよくお参りさせていただきました。

本堂の手前には、おたねさんの逸話がある薬師如来縁起の名物スポットもあります↓






祠の中に頭を入れると、扉がガガーっと閉まって抜けなくなってしまうかも。。

ちなみに私は屈むのが少し辛いので試す事が出来ませんでした。笑

一宮寺をお参りした後は一旦高松方面へ戻り、前回巡ったエリアは通過してそのまま志度駅へと向かいます。



志度駅から10分ほど歩いて、第八十六番「志度寺」に到着です。










志度寺はお寺の方以外は人の気配がなく、とても静かでゆっくりとお参りさせていだきました。

納経所におられた若いお坊さんがとても感じの良い親切な方でした^^

納経所での対応は、お寺や人によって本当に天と地ほどの差がありますが、色んな性分の方がおられるのだという事を感じさせていただくのも一つの修行だと思っています。笑


午前中にニヵ寺をお参りするとちょうど昼前になったので、志度駅のすぐそばにあるうどん屋で昼食休憩を取りました。




香川に来たらやっぱりうどんは欠かせません^^

ここは初めて入りましたが、もっちりとした麺と上品な出汁で、とても美味でした。

冷かけの大盛りに天ぷらをトッピングし、おにぎりをセットにしても500円ほど。

ひっきりなしにお客さんが来られてとても繁盛しているお店でした。

さて、次は志度駅前からコミュニティバスに乗って移動します。




土日は一日に4便しかありませんが、上手くスケジュールを組めばここから大窪寺まで一気に巡る事が出来てとても便利です。

バスに乗ると運転手さんから「どちらまで乗られます?」と聞かれるので、「長尾寺と大窪寺へお参りに行きます」と伝えると、一回分の運賃のみで途中下車させてもらう事が出来ました。

ただし、長尾寺の最寄り停留所での停車時間は20分なので、大急ぎでお参りしなければなりません(^^;)

乗り遅れると次のバスが来るのは2〜3時間後になってしまうので、団体さんと遭遇してしまうとちょっと厳しいかもしれません。

とりあえず大川バス本社前で途中下車し、第八十七番「長尾寺」へ速歩きで向かいます。










ここは時間との戦いなので、本堂・大師堂共にハイスピード心中読経でお参りをし、御朱印をいただいて写真を撮って、また速歩きでバス停に戻るとギリギリで間に合いました。

次は大川バス本社前から30分ほど乗車して、八十八番札所「大窪寺」に到着です。







さすがの大窪寺も、やはりこのコロナ禍では門前も境内も他の参拝者とはほんの数人としか出会わず、閑散としていました。

門前のお店は本当に厳しい状況でしょうね。。
早くコロナ禍が落ち着いて、また多くのお遍路さんで賑わう事を祈るばかりです。

大窪寺をお参りした後は、14:30発のバスに乗って造田駅へ向かいます。



ここから高徳線で高松へ戻り、予讃線に乗り換えて国分駅へ向かいました。

この日は第八十番「国分寺」で打ち止めです。







国分寺に到着したのは16:30頃だったので、大師堂では灯明と線香のお供えが出来なくなっていました。

堂内でお参りする札所は、ローソク・線香の制限がある所も多いようです。

国分寺も人通りはほとんどなく、境内は静寂に包まれていました。

御本尊の十一面千手観音様、お大師様に「今日も一日ありがとうございました」とお礼申し上げ、この日最後のお勤めをさせていただきました。

猛暑の中、朝早くからお参りしてすっかり汗だくになったので、地元に帰る前に宇多津へ寄り道する事に。

目的地はこちらです↓
  


宇多津駅前からシャトルバスが出ているのでアクセスも楽々、3時間コースならお参りの後に一風呂浴びて疲れを癒すのに最適でした^^


この日の交通費は日帰り5ヵ寺のお参りで、


・青春切符一回分¥2500

・ことでん ¥720

・コミュニティバス ¥1000


計¥4220


普通列車の利用だと時間はかかりますが、やはりJRの企画乗車券を利用した巡礼はコスパ最強ですね。


青春18切符でお遍路の旅はもう少し続くので、また改めて書きたいと思います。


最後までご覧いただきありがとうございました。