昨日は、前回に引き続き薬師霊場へお参りしてきました。
前回は鉄道の運行見合せにより行けなかった禅林寺と、和歌山へと向かう道中に立ち寄れるルートを選び、まずは梅田から大阪メトロの谷町線沿いにある札所を巡る事に。
一ヶ寺目は第十七番「国分寺」
国分寺へお参りするのは三回目ですが、正門が開いていたのは今回が初めてでした。
小雨が降っていたので、本堂のお薬師さんの前でお勤めし、護摩堂のお不動さん、霊明殿の阿弥陀さん、お大師さんは急ぎでお参りして納経所へ向かいます。
今回納経所におられたのは若い方でしたが、参拝記念品と散華もいただく事が出来ました。
薬師霊場の巡礼を勧めて下さった厳しい前住職さんとお会い出来たら、一巡目が結願出来た事を報告してお礼が言いたかったのですが、また改めて出直しです。笑
国分寺の次は、天神橋筋六丁目から谷町線で南へ下り、第十六番札所「四天王寺」へと向かいます。
四天王寺はコロナ対策のため、現在は法要の参列者や各種祈願を申し出る方以外は六時堂の中へ入る事が出来ないため、外からの参拝となりました。
参拝者がとても多いので写真撮影は控えて、お薬師さんへお参りした後はすぐ納経所へ向かい御朱印をいただきます。
四天王寺の御朱印は梵字で墨書も達筆なので、金紙薬宝印の見栄えがとても良いです^^
午前中は国分寺、四天王寺の二ヶ寺をお参りしただけで汗だくになってしまったので、天王寺駅のスタバでしばらくクールダウンして、友人と合流し午後からはいよいよ和歌山へ。
ところが!!
和泉府中の手前で紀州路快速が緊急停車。。
なんと一本前を走っている電車が人と接触してしまったとの事。
今回こそはスケジュール通りたどり着けるだろうと信じていたのに。。
とりあえず和泉府中までは電車を進めるとの事だったので、行先を施福寺へ変更しないかと友人へ提案してみたものの、「この暑い時に絶対無理!」とあっさり却下されてしまったので、運行再開まで長時間電車の中で待機する事に。
こういう事もあろうかと、先達グッズは持ち歩くようにしてるんですけど、ちょっと場所とタイミングが悪かったようです。笑
しかしながら、運行再開後は奇跡的に拝観可能時間にギリギリで間に合うダイヤのきのくに線&大十オレンジバスに乗る事が出来たので、なんとか禅林寺へたどり着く事が出来ました。
そう言えば以前訪れたのはお盆の直前でしたが、最寄りの薬師谷のバス停前にコンビニがあるので、暑い時期はアイスを買ってクールダウンしながらお寺まで歩くのがおすすめです^^
汗だくになりながらお勤めをして御朱印をいただいた後は、納経所前にある椅子に腰かけて、お大師さんを眺めながらしばらく休憩させていただきました。
禅林寺はその場で御朱印を押して下さるので、金紙薬宝印は一週間以上しっかり乾燥させてから綴に収納するのが無難です。
本堂内の厨子は閉じられているので、お薬師さんの御姿をいただけるのも嬉しいですね。
海南まで来たなら、帰りに紀三井寺へもお参りしたかったのですが、二時間近くのタイムロスがあったので今回は薬師霊場のみで打ち止めです。
海南からは和歌山バスに乗ってマリーナシティへ向かい、紀州黒潮温泉で疲れを癒してから帰りました。
やはり暑い季節は出来るだけ坂道や石段の少ない札所を巡り、帰りに汗を流して帰れるコース選びが出来るとベストですね。
次は但馬・丹後エリアの札所を巡っていこうと思っています。
最後まで御覧いただき、ありがとうございました。