今なお昭和の香りが色濃く残る
創業90年
シブヤ道玄坂の中ほどにある
名曲喫茶<ライオン>
ドアを開けるとそこは異世界だった
壁一面に大きなスピーカー
2階の一番前のアリーナ席に陣取る
かかっていた曲は
「ブラームスの交響曲第一番ハ短調」
ベートーヴェンに影響を受けた彼の力作の一つ
第四楽章が特にいい
壮大なスケールを連想させ
何度聴いてもを胸が震えるほどの感動を呼び覚ます
2階のアリーナ席
会話は昔ほどうるさくなくなった
百年に一度のシブヤ大改造
東急本店の建物もなくなった
何がどこにあるかも さっぱりわからなくなった
恋文横丁にあった数件のジャズ喫茶も
消えたのは寂しい限りね
BGM代わりに聴いてね
第四楽章 いつ聞いても感動を呼び覚ます