佐世保玉屋が営業縮小 | オトコ時々おんな

佐世保玉屋が営業規模縮小を検討

田中丸社長 建て替え「現地で」

 

 

全国で地方のデパートが相次いで撤退、倒産に追い込まれる中

1918年(大正7年)に創業した玉屋、業界の老舗

かつては小倉、博多、伊万里、長崎にもあったが閉店した

現在生き残っているのは佐賀佐世保のみ

耐震診断で建て替えと決まり、最悪の事態は免れた

 

営業規模を縮小する方向で検討している佐世保玉屋=佐世保市栄町

 

 

 

 

 佐世保市栄町の佐世保玉屋が、営業規模を縮小する方向で検討していることが7日、分かった。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた取引業者から、契約の終了や休止の申し出があっており、売り場の集約やフロア数の見直しが必要と判断。現在の規模での営業は8月末まで。9月中旬にも新たな営業体制に変わる。
 佐世保玉屋は2022年3月までに建て替え工事に着手する計画。田中丸弘子社長は取材に、現地での建て替えを明言し「地域住民とも勉強会を重ねている。営業規模を見直し、建て替えに備えたい」としている。
 佐世保玉屋は地上8階建て。1~5階に化粧品や婦人服、紳士服、子供服などの売り場があり、6階にファミリーレストラン、7、8階にはホールがそれぞれ入る。新型コロナの感染を防ぐため、6階以上のフロアは現在臨時休業している。
 新型コロナの感染が拡大する中、取引業者に今後の対応を尋ねたところ、契約の終了や休止といった回答が複数寄せられた。売り場の再構築が必要と判断したが、その範囲については詳細を確認中。9月以降も営業を続けながら、売り場を順次改修するという。
 営業規模の見直しは、効率的な買い物ができるようにするなど新型コロナの感染防止対策の側面もある。田中丸社長は「安全安心を第一に、お客さまのためにも新しい営業体制が必要だと考えた」と話している。

 

 

 

もう一つのデパート西沢も時代の流れに気を吐いている

いち早く百貨店からSCに移行

アーケード街に2館が君臨している(各8階建て)

実の兄弟関係だけど資本は全く別(三角西沢/マル西沢と呼ばれ)

目の前にはジャスコ(都市型=8階建て)があり4つ巴の戦い

26万規模の都市でで大規模小売店がアーケード内でひしめき合い

つぶれることもなく健在するのは珍しい