卒業式を終えた娘から、こんな話を聞きました。
校門を出ると、仲の良かった友人が
サプライズで立っていたそうです。
「あなたのお祝いに来たよ!」と。
その子は、高校の途中から海外へ留学し、
そのまま海外の大学へ進んだ子。
娘と同じように、
やる気スイッチがなかなか
見つからないタイプだったそうです。
でも、一念発起して退路を絶って、留学。
「テキトーに、なんとかできるよね」
なんて言っていられない環境で、
1年半、必死で勉強した。
その結果、とても入学が難しい大学に
6月から入学することが決まったそうです。
娘が真っ先に聞いたのは、
「やる気をどう起こしたの?」
という言葉でした。
その質問を聞いて、私は思いました。
自分のモヤモヤに気づいているからこそ、
聞けた言葉だな、と。
自分のモヤモヤに気づいていること。
そして、解決しようとしていること。
それができている人は、
ちゃんと前に進んでいきます。
友人の答えは、シンプルでした。
退路を絶ったら、必死になれた。
やる気は、待っていても来ない。
環境が、人を変えた。
娘はその話を、
羨む目線では聞いていませんでした。
「自分に何が活かせるかな?」
そう考えていたのがわかりました。
他人の経験を、自分の糧にする。
それは、感性が育っている人にしかできないことだと思います。
卒業式と感謝祭を終えて、
娘はこんなことも言っていました。
「もっとこの学校にコミットして
過ごせばよかったな」と。
私はこう伝えました。
「大学4年間、大学院に行くならプラス2年、
留学すればさらにプラスの時間があるよ。
後悔より、
最初から大学生活に思い切りコミットして、
夢中で過ごそうって思ったらいいよ」
うなずいた娘の顔が、
新しい章の始まりにワクワクしているように見えて、
眩しかった。
やる気は、待っていても来ない。
退路を絶った友人が教えてくれたのは、
環境が人を変えるということ。
後悔は、
次の章へのエネルギーに変えられる。
新しい場所で、
夢中になれるもの、
きっと見つけるのでしょう![]()