冷麺や素麺がとても好き。
好きなんだけれど、
我が家は皆、
冷たい麺が食べられない族なので、
家でそれらを作ることはないのですよね。
考えてみれば、僕も冷たい素麺より、
温かいにゅうめん、
冷たいうどんや蕎麦より、
温かいものの方が好きかもしれん。
話は変わり、娘の将来について。
旦那はとても心配しているのですよね。
「仕事をすることができるのか」
「自分たちが居なくなったあと、
1人で生きていけるのか」
前に書いた事があるけれど、
旦那はとにかく娘を溺愛しており、
保育園のころなんかは
お迎えをお願いすると
「こっしゃーん！パパ来たよー！
可愛いね！今日も可愛いね！
頑張ったねー！
パパ寂しかったー！
よしよし、帰ろうね！
さあおいで！」
とか言いながら、カバンなど
全て持ち、教室からずっと抱っこで、
連れて帰っていて、ある日保育士さんに
「お父さん、そろそろ自分でカバンを
持たせたり、歩かせたりを
してください…」
と注意されるほどで、
運動会などでも、娘が転ぶと
競技中でもお構いなしに
抱き抱えに行くというようなことを
していて、
そのときの保育士や保護者の方たちの顔よ…
そんな旦那ですから、
娘の将来について心配しない
わけがないのです。
確かに娘はASDですけれど、
では健常者と呼ばれる人たちが
何の挫折もなく生きていけるか、
というと、わからないのです。
現に僕の姉妹はずっと健常者として
30数年生きてきましたけれど、
今現在、疾患があり無職、
実家暮らしで、ほとんど
引きこもりです。
1人で生きていけていない。
娘は現段階で様々なことに
適応することが難しいけれど、
これから先のことは
どうなるのかわかりません。
「わからない」ということのみでいえば、
皆同じなのですよね。
僕は障害を個性、とか言うことは
しないし、そうとも思っていない人です。
むしろ
「障害は個性？
バカ言うんじゃないよ！」
とすら思っています。
それなりに適応できていれば、
受け容れられていれば、
そうなのかもね、
でも実際はなかなかに違うし、
綺麗事抜きにいえば弾かれます。
困り事が多いから、
障害と名がつくんですよね。
僕もそうですけれど、
必ず誰かや何かの力が必要になります。
障害の重さによってそれは
変わるので、
これから先、娘の人生が
どうなっていくのかは、
僕にもわかりません。
無責任にも聞こえるでしょうけれど、
本当にわからない。
5年前の娘と今の娘、
ずいぶん違いますし、
これから先の5年もきっと今とはまた
変わっているでしょうし。
わからないことは、
深く考えない、ただ、今できることを
粛々とやっていく、
僕自身はそうやって生きてきているので、
娘に対しても同じ考えです。
でも、旦那の不安も心配も
わからないわけでは
まったくないのですよね。
旦那は先を見通す力があるので、
不安にもなるのでしょうし、
それこそ「障害は個性」と
思っていない、
障害はどこまでいっても障害だと
わかっているので、
心配にもなるのでしょうしね。
僕自身、親に
「あんたは失敗作」だと言われているので、
子育ての正解がわからない。
わからないので、自分が親にされた
教育はしない、ということしか
できないわけです。
世の中はわからぬことばかり。
愛猫チャン
のび～る。
フクくんの爪切り。
