同級生の思い出。 | *ほっとけ。ぼくのじんせいだ。*

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好きなことがたくさんあります。嫌いなこともそこそこあります。家族のこと、愛猫4匹のことなど、日常のことをその日の気分で書いてます。





去年だったと思うけれど、
30歳ほどの親戚の男の子が結婚
したんだよね。




相手は偶然にも僕の同級生で、
中学校時代に部活が一緒だった子。




彼女の家に昔、1度だけ遊びに
行ったことがある。



転校生だった彼女の家は
新築のオシャレなお家で、
お母さんもとても上品な人。



家に1歩足を踏み入れた瞬間にわかった。





(ここは、僕の居ていい場所じゃない)



ということが。




(この飲み物、なに?)




というティーカップに入った
お茶のようなものと、クッキー、
オシャレなグラスにオシャレな
手作りゼリーを入れたものを
出してくれた。





ここで彼女のお母さんが




「あ、〇〇ちゃん(彼女)、
ミントの葉を乗せ忘れちゃった、
お庭から取ってきてもらっていい?」

「もぉー、ママはいつもそうなんだから」

「ごめんなさいねフフフ、ありがとう」





…ハ?



…ミ ン ト の 葉 を ?


…取 っ て 来 て く れ る ?


…お 庭 か ら ?





彼女が持ってきたのは、
これまたオシャレな葉っぱだった。




これが?お庭に?ミントの葉?
ミントの葉って何?
うちに生えてるドクダミと
全然違うけど?食べれるの?
なんだこの上流家庭の風景は。



中学生だった僕の頭の中は
パニックになってしまった。



彼女の名前を久しぶりに聞いたとき、
その風景が一瞬で走馬灯のように
蘇ったよね。



別の友だちの家に行ったとき、
そこのお母さんが手作りプリンを
出してくれたんやけど、
人数分のスプーンと
プリンをボールごとドン、と持って来て、




「みんなで適当にほじくって食え」



って言われたとき、




(これこれ、これだよ!!)



って思ったんだよね。


あのときのプリン、
めっちゃ美味しかったな。



愛猫チャン照れ



洗面台の上に乗って、
落ち着きないニコさん。