下記は当日5歳の長女と夫との会話です。二人で仲良くおふろに入っていたハズが。。。

夫…何でそこまで親の言うことを聞かんのや?

5歳児…は?言いよることが分からん!

夫…そんなんやったら、お前とは絶交するからな!

5歳児…そんな「絶交」言われても意味が分からんのよ。「はい」も「いいえ」もないわ!

夫…「絶交」はな、一生お前とは口をきかん、ってことよ!

5歳児…なに言いよんよ?あなたは私のお父さんでしょ?そんなことしたらダメに決まってるやん!


これは夫と長女の会話の例ですが、
私と長女は、持っ激しく、日々バトルしてました。私が感情的になっていて、自分は何と言っていたか覚えていません(苦笑)


長女はおしゃべりをし始めた時から口がたち、3歳の時から、母子バトルが始まりました。長女のことで、イライラし、いつもガミガミ言っていました。

親に対して失礼な物言い、自分では何もできないのに、親の手落ちがあると、徹底的に責めて来ます。

長女は小さな頃から本んでいました。
彼女の好きなことは、
①私に過干渉をする
②本を読む

彼女の学習の成果は、
①→私の揚げ足を取る
②→私に挑戦的な物言いをする

私が24時間イライラするのも当然!という位でした。何せ、私には挑発的。


そんなとき、私が、「この子の口をふさげば、家庭が平和になるのに」と、読書を取り上げる案を先輩お母さんにぼやいていました。

その方が、コーチングの本を貸してくださいました。

その本にかかれていました。
放っておけば、子どもは自分の才能を生かして成長する。
なのに、親は良かれと子どもに手を出し、
子どもの才能の芽を摘んでしまう。

私には、まさに、目から鱗でした。

「口がたつのは能力だ!」

コーチングを学び始め、そう考え方を切りかえました。まず、子ども扱いをやめました。子どものクセに○○すべきでない、を辞めるよう努力しました。

日常的な会話をはじめ、
友達への電話のしかた、
友達との遊びの約束の取りつけかた、
服の選びかた・片づけかた、
お腹がすいた時の対応のしかた、
バスの乗り方、
その他、色々教えました。

すると、たいがいこなすのです。みるみる成長し、一人で何でもできるようになりました。

受験勉強はさほどせず、中高一貫校に合格。部活のある夏休みには、自らお弁当をつくって学校に行きます。私がお弁当をつくると、出来上がるまでに時間がかかり、
朝練習の時間が減るのがイヤなんだそうです。

彼女は言います。

「私のおかげよ!お母さんがコーチという職を得たのは。」

これは、長女からの私への誉め言葉(?)で、
私(母親)を育てたのは私(長女)だそうです(笑)


写真は出演していたミュージカルの時のもの(右が長女、中央が二女、左が長女の友達)。
市民ミュージカルを観客として見に連れて行ったのが4年前。その時、心に決めていたそうです。「来年はこのミュージカルの舞台に立ってみせる!」と。

ミュージカルの出演者募集の張り紙を見つけ、私にインターネットで調べさせ、オーディションをうけ、何とか合格!来年も出るんだそうです(自分で勝手に決めてるし(^_^;))。