一昨日の投稿で、38歳になっても競技を続けている実業団の3選手のことを取り上げました。

 

 

 

私自身も38歳までは本格的に走っていました。定期的に大会にも出場しており、そこそこの走りができていました。ただ、35歳を過ぎるとレースで上位に食い込むことが難しくなり、40歳を前にしてモチベーション的には下がっていくばかりでした。

 

距離的には10キロかハーフ、あるいは駅伝とロードが中心でした。40歳代でも速い選手はたくさんいるので、上位に入れる可能性のあるのマスターズ陸上(トラック競技)にシフトすることを考えていました。

 

当時は埼玉県川越市に住んでいましたが、37歳の時に妻の実家のある同じ県内の滑川町にある武蔵丘陵森林公園でのクロスカントリー大会に参加しました。

 

 

 

義理の父が役員をしているということで申込みをしましたが、アップダウンのきついコースで悪戦苦闘しながらも30歳代の部で11位に入ることができました。翌年は8位と記録も1分以上早くなり、この調子でいけば2年後の40歳台での上位入賞は間違いなしということで、あらたな目標が見つかりました。ところが、この回を最後に大会は終了となってしまいました。

 

 

 

自身は社会人になってから練習日誌を付けていました。その日の走った場所と距離、記録程度ですが、15年以上続けていました。久しぶりに目を通してみましたが、あらためて気づいたことがありました。

 

20年以上前のことになりますが、私の記憶の中では森林公園のクロスカントリー大会がなくなってから一気にモチベーションがさがり、走行距離も落ちて大会にも参加しなくなったとの認識がありました。

 

練習日誌をあらためて確認すること、このことが裏付けられていました。というのは、最後の大会に参加した翌年の1月から練習回数が徐々に減り、スポーツクラブのランニングマシーンでの練習が増えていったことがわかりました。

 

大会は4月の第1週の開催でしたが、おそらく1月に大会が中止になったことが判明したのではないかと思われます。最終的に練習日誌はこの年の9月18日で終わっています。この年以降は大会に参加することもなく、週末しか走らなくなりました。中学から競技を始め大会に参加しない年は一度なく、競技からの事実上の引退といえます。私は4月生まれですが、38歳でということになります。

 

このころ会社では課長に昇格して仕事が忙しくなったということも重なりましたが、目標がなくなったということが一番大きかったと思います。

 

森林公園クロスカントリー大会が続いていたら、もしかすると競技を続けていたかもしれません。ただ、身体は相当ガタがきていましたので、走り続けていたら完全に壊れていた可能性も考えられます。

 

20年以上週末だけの練習が続いていますが、平日の練習を復活させたいと思っています。ただ、長年の習慣ということで、なかなか実行に移せない状態がずっと続いています。

 

あらたな目標を見つけ、本格的に競技復帰したい思っていますが果たして・・・