完全開脚という一般の方のニーズよりハードルの高いパフォーマンスを目指したメソッドのあの有名な本が秋からずっと本屋に7面や8面以上ものスペースをとって売られていましたが、やっと少しブームが落ち着いたようです。やっと本屋の平台に占める面積が減ったので視界にうるさいほどのものではなくなりやれやれです。悪いですけど本人の素質以上にはならないので無理な目標設定はしないでいただきたいです。真面目に努力して股関節を痛めたりする場合があるので、ちょっと罪だなこの本って思っておりますが。
完全開脚ができると何か偉大なことをやり遂げた感があるのでしょうし、人に自慢できるのかも知れません。人の潜在欲求で優越感を得たいという所をついたのでしょう。売らんがための本ですが、Amazonブックレビューの集計をみると星三つ以上から五つまでより星二つ以下のほうが多いのは考えものですね。手法としては真新しくもないしですが、4つのエクササイズを1週間ずつ順番に行うのがミソなのかも知れません。1ヶ月努力してやっと肘がつくくらいだったとか、4週間やって前屈もできるようにな硬いなりにも手が床につくくらいなったが2日やらなかったら元に戻ったとかいった評が多く、表題の「どんなに体の硬い人でも四週間・・・」ってちょっと具体的ですが当てはまらない場合の方が多くハッタリかまされた感があるのでしょう。MFストレッチ術はこの完全開脚本とは違い無理矢理感は0で日常動作が楽になるスタンスなのでハッタリはないです。痛いところまで動かす必要もないし、むしろ最小限の動きで、ただ動作の方向と特に吸う呼吸に重きを置いたメソッドで脚が上がりやすくなったり、体がひねりやすくなったりするのを実感できるものです。普通のストレッチが10努力して4の結果しか出ないとして、この手法だと1や2の努力(ほんの簡単な苦痛のない努力)して2.5から3の結果を出すものです。日常動作がやり易くなる程度ならMFストレッチ術が最楽で手っ取り早いメソッドです。ただアスリート目指すかたは対象外でデスクワーカーや年とともに動きが悪くなった人の回復術として相応しいものです。階段一段飛ばしくらい楽にできるようにっていうスタンスなので、アスリート目指しているかたは10の努力を365日苦痛をあじわい根性で結果をだすべきでしょう。例の完全開脚本についてアナウンサーの古舘さんは人目を引く本ですが僕には必要ないといっているのは、そこまでのパフォーマンスはいらないというスタンスだからでしょう。そういう方でもMFストレッチ術は知っておいて損はないと思う次第です。今月出版されたのはMFストレッチ術〈腰楽編〉です。前著と同じく牧歌舎出版で楽天やAmazonなどネットで注文できますし、書店に店頭在庫はないけども予約は可能です。潜在需要は相当ありますが、たとえ何万部も売れなくても買った人が楽になっていただければ、本望です。