別に理学療法の手法ではなく、この著者が思いついた手法であり、理屈では 納得させられるものの、いざやってみると肩が前に出たような姿勢でも、お腹を少し前に出して胸が凹んだ状態で頭が前方に出たまさに猫背の状態でも膝で立ってバランスはとれてしまいます。本当は、はじめからよい姿勢でリラックスできる人は膝立ちでもよい姿勢で楽にしていられますが、筋肉の癖で猫背で固まっている人が膝立ちしても猫背の筋肉のくせのままにできてしまうのです。ですからこの著者の敢えて頑張って良い姿勢とろうと思わなくても膝で立てば良い姿勢になります(猫背はそれだけで治る)という理屈は何となく正しいようで実は現実的ではないと思われる。やはり筋肉の癖で猫背になっているのでその部分は修正していくことが必要です。そのために、私の著作「MFストレッチ術〈猫背対策分解ストレッチ編〉」で大胸筋を伸ばしたりや棘上筋、小円筋を逆に緩めたりが必要だと思われるのです。「猫背は治る」の本は肩甲骨を意識する事が大事とか大腰筋を意識して歩くことが大事という一般の方にはふさわしい啓発を促している点は良いのですが、手法的には足りないので、猫背対策分解ストレッチを行って最終調整で膝立ちの手法を使うのはありかと思います。本屋さんで「猫背は治る」の横に並べて置いて頂けると良いかなと思う次第です。私の本はウンチクは一切省き手法のみ書いた実戦テキストなので「猫背は治る」と併せて読んでいただくと良いのですが。
