海外の遺族年金に相続税がかかると知った日から私の心のザワザワは止まらない。ダンナさえ長生きしてくれれば何の問題もないのだが早くに逝ってしまったら…
ザワザワした日から今日まで思いつく限りの手を尽くして日米の税金について知ろうと学んできた。60才間近になって受験生のような勉強ぶりに自分でも感心するほどだ。
が、限界である。何せ国税庁のサイトが難しい
専門用語は都度調べて読み進んだけれど、私のにわか知識ではどちらとも取れる意味合いの表記もありどう解釈したら良いのかわからない部分もあった。とにかく海外組に関しては基本的に説明が不十分で、各税理士事務所の見解も参考に読み漁ったが私ごときの頭では既に限界となったのである。
そこで9月下旬から数週間の一時帰国を決心。日本で税理士に相談をして少しずつ整理してみたいと思う。母親が亡くなってから9月末でちょうど1年になるので何となくその頃に日本に居たいとも思う。
さてネットの受け売りではあるが税理士は専門の方を探さないと意味が無く、専門外の所へ依頼するのは内科医に手術をお願いするようなものだそうだ。
と言われても…どうやって探せばよいのだろうか？
実際に国税庁の紹介サイトや税理士ドットコムやYouTube… 思いつく限りの検索ワードを尽くして調べたがどこも胡散臭く思えて困ってしまった。昨年 実家終いをする際に感じの良いネットから買取詐欺業者を選んでしまった経験で思った以上に傷ついてしまい、知らない誰かを信用するのが難しくなっている。
航空券と宿泊施設の予約をして
税理士や司法書士を探してアポを取り
婚姻届書類の準備(日本で未入籍のため) をして
不動産屋にも賃貸や購入などの話を聞かなくちゃ
銀行は？売出中の実家から姉の住所に住民票を入れて住所変更？下手に非居住者と認定され不利益が起きるならそのままに？
こんな私の様子を感じ取った夫が一緒に行こうか？と聞いてきた。
しかし、いつもは頼りになる外人夫は日本では頼りにできないし世話がやけて口論にもなりそうだ。加えて犬を残して行きたくないしで今回の一時帰国に夫を連れて行く理由は私が寂しいということ以外に見つからない。不安だらけではあるがプロの力を借りて今度は1人で頑張るしかない。さてどこから手をつけようか