日記

日記

日々の徒然

大きめのスーツケース2つの中はほとんどがお土産で埋まっている。今回は移住関連の確認を前提に腰を据えて3週間ホテルに滞在することにしたのだが、何やら雲行きが怪しくなってきた。

 

実は先日、契約した税理士から中間報告なるものが来た。

簡単に言うと「税は重くとても厳しい状況である」といった内容だった私たち夫婦は在職中は普通の中間所得者だったので、所有する預金や資産はたかが知れている。ただ、やはり夫に先立たれた時の「海外の遺族年金にかかる相続税」は平均余命の一生分を一括課税されるため予想以上に高額になるようである詳しくは日本での面談時に説明くださるようだが、既に我が家では日本移住への希望を失いかけて不穏な空気が流れているのである。

 

今はそんな中で一時帰国となったので税理士先生の調査結果次第で私の日本でのスケジュールは一転する。僅かな希望は捨ててはいないが、場合によっては計画していたことの殆どをする必要が無くなってしまうアセアセ

 

何やら時間が余りそうな嫌な予感がするので、最近では帰国しても会うことが無かった友人たちに積極的に連絡を取ってみた。嬉しいことに数少ない友人たちは私の為に時間を割いて会ってくれるというコーヒー 結果、スーツケースがそのお土産で溢れてしまった訳である。

 

とりあえず税理士の話を聞いてプランB、プランCを考えることにはなりそうだが折角なので1人旅も楽しめるように頑張ってみようと思う。昨年、親が他界し実家終いをして一時帰国でさえ心細い状態なのに将来日本に永住できないかもという案件を突きつけられたら、と思うとゾッとする。こうなったら、私のこの一時帰国のプランBは毎日の家事から解放され、夫の好みを気にかけることもなく、気になる場所に出かけ、好きなものを食べて、こんなチャンスはもう一生無いのかもしれない!という落とし所にしようと決めた。

 

今の生活に不満があるわけでは無いが夫婦で日本移住の夢を実現すべく頑張ってかれこれ10年程、今年6月にやっと待望のリタイアを迎えたのである。今は未来が希望に向かうようにと祈るばかりであるお願い