残念な老後の生活にしないために
~今からこころに決めておくこと~
老後の生活をするにあたり、
老齢基礎年金、老齢厚生年金や
自分で蓄えておいた資金を使い、
自分で決めておいた計画にそって、
楽しむ方もいるでしょう。
ただ、歳を取るとともに、
心身ともに衰えていくことを気にして、
現役の時代には気にもしなかった
ささいな出来事を苦にして、
それ以降は、消極的な生き方になり、
残念な老後の生活になる方がいることは、
事実です。
そこで今回は、
残念な老後の生活にしないために、
今からでも、
ご自身のこころに決めておくことを、
私のFPの業務で
クライアントの方から聞いた話をふくめ、
まとめてみました。
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活動の拠点は自宅
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老後の生活での活動拠点は自宅になります。
勤務先がなくなれば、
現役の時代に、自宅を事務所として、
事業をしていた以外の方も、
自宅が活動の拠点になるのです。
活動の拠点が自宅になることで、
自宅にいる時間も多くなり、
近所に住んでいる人との交流も
増えると考えるのは一般的です。
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実行計画を実際にしてみる
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また、一日24時間、
想い通りに時間が使えるようにもなります。
そこで、老後の生活にはいると、
日頃から温めていた計画を、
実行することになります。
計画していた内容は、
1.自分の楽しみ
2.社会貢献
のふたつからなることが多いようです。
具体的な内容をみていきます。
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1.自分の楽しみ
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自分の楽しみとは、
旅行や楽器の演奏、
植物の栽培や土いじりといった、
「いきがい」となる
趣味を始めたりすることです。
また、現役中にもしていたことを、
本格的に始める方もいるでしょう。
すでに、計画をしていれば、
実行に移すことは容易なようです。
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2.社会貢献
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つぎに、社会貢献とは、
町内会や自治会の地域に密着した活動から、
介護施設などでのボランティアといった
これまでの人生経験を活かして、
世の中に貢献することです。
こちらもうまくいけば、
「いきがい」となります。
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「生きがい」にならないこともある
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ただしせっかく、
取りくもうとしても思い通りにはいかず、
「生きがい」にならないこともあります。
予定通りにいかないことは、
今までの人生で何度も経験してきたことです。
この問題を解決するには、
「1.自分の楽しみ」では、
したいことに固守することなく、
新しいことを始めればよいのです。
何をしたらいいのかわからなければ、
新聞などに掲載されている、
今話題になっていることを
始めてみてもいいでしょう。
また、「2.社会貢献」では、
ものは考え方次第です。
参加しようと思っていた貢献が、
うまくできなかったら、
時間は自分で創ればいいのですから、
ほかの事業を探して参加してみるとか、
極端な話にはなりますが、
自分はすでにこれまでに、
充分に社会に貢献してきた!
と考えて、
思い悩むことなく身を引けばいいのです。
これまでの人生で、
あまり人との付き合いがうまくなった人が、
老後の生活に入ってからは、
急に人と接することがうまくなることは、
可能でしょうか?
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老後の生活で残念な思いをしないために
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このように、
自分の思い通りに、
気楽に、進路変更することは可能です。
ただ、こころに決めておきたい、
大事なことがあります。
それは、思い通りにいかなくても、
ふさぎ込むことなく、
定期的に心身ともに動かす
と決めておくことです。
よく、散歩に出かけるとか、
家の中にいても、
パズルや数独を解く、
といった話を聞くことがあります。
つまり、
老後の引きこもり状態にはならない、
と、心に決めておくことです。
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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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ピンピンコロリの人生にするためには、
何が起こっても
思い悩まないことが大切です!
人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第477号)
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