No.852 セカンドライフを迎える歳からのお金との付き合い方

 

私と同じ世代の方は、

サラリーマンの方であれば、

60歳の定年を迎えて、

今後、しばらくは勤めていた会社に再雇用してもらうか、

違う企業に勤めるか、

起業するか、

 

事業を経営している方も、

今後のご自身のことや後継者のことなど

検討する時期に入っているのか、

まだ、リタイアをする時期ではないかもしれません。

 

また、パートで勤めていた方や、

これからセカンドライフを迎える家庭の主婦の方も、

 

一家の働き頭が還暦を迎え、

家計の収入に変化が起きることにより、

 

今までとは違う生活を送る方も増え、

ご家庭が、大きな節目を迎える時期であることは、

間違いないと思うのです。

 

 

そこで、今回は、

私のまもなく18年目を迎えるFP業務経験や、

また、これまでに、

人生の師と仰げる方の生き方から学んだ、

特に、セカンドライフでのお金との付き合い方を、

考えてみました。

 

 

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お金の価値と使い方は成人のころから決まる

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私自身を振り返ってみても、

知人や相談にみえる方の話を聞いても、

 

その方の育った環境によっても異なりますが、

 

お金の価値と使い方は、

ほとんど親から小遣いが収入であり、

中には、学生のアルバイトで、

少額の収入を得ることができるようにもなった、

 

はたち、つまり成人するころには、

ほぼ定まり始めているようです。

 

つまり、俗っぽい言い方ですが、

 

お金の使い方が、

・しっかりしている

・貯める分のお金を決めて、実際に貯め始めている

・財布のひもがゆるい、無駄使いの認識はない

・あるお金はすぐに全部使ってしまう

 

と、まだしっかりではありませんが、

そのひとのお金の使い方が、

定まっていくようです。

 

 

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セカンドライフを迎えるころには揺るぎないものに

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そして、成人後に、

 

・就職

・結婚

・子ども誕生

・家族の構成が定まる

・責任を持った行動が必要になる

 

人によっては、

・住宅購入

・転職

・起業

 

と、セカンドライフを迎えるころまでには、

 

勤め先の同僚、上司、取引先、

配偶者やその親戚

と、出会う人ごとに、

お金についても学ぶこともあったでしょう。

 

成人する前は、

親や祖父母や親せきの人から教えてもらった、

お金の知識が、

成人後には視野も広くなり、

 

また、さまざまな経験を積み、

 

ご自身なりの揺るぎないお金の使い方が、

定まったことでしょう。

 

 

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セカンドライフをどう過ごすか

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お金の使い方は、

個人の価値観の形成とともに、

セカンドライフを迎えるには、

根拠ある意見以外は他人の意見は受け入れられない、

独自の概念が、不動のものになっているでしょう。

 

 

簡単な例として、

 

お金を貯める生活をしていた家庭は、

それなりに貯まっている。

 

貯めていない家庭は、貯蓄はない。

 

ということです。

 

 

しかし、セカンドライフを迎えて、

今までと生活を変えることは困難です。

 

例えば、

あなたがセカンドライフを迎えるにあたり、

これまでの家計の支出から

毎月いくらぐらい減らすことができますか?

 

もし、減らすことができたら、

その生活を生涯ずっと続けることができますか?

 

 

私が、個人的に聞いた範囲内では、

なかなか、生活費を減らしていくことは、

難しいようです。

 

生活に使うお金はほとんど変わりないのです。

 

むしろ、医療費や介護の費用が必要になると、

増えていく傾向にあります。

 

 

一番問題となるのは、

主の収入が年金となると、

家計収入が、

多くの家庭では減ることです。

 

 

収入が減っても、

出ていくお金は今までと同じ。

 

この問題を克服しながら、

セカンドライフを過ごすかが、

課題となるのです。

 

 

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お金との付き合い方は夫婦で決まる

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さらに、問題は、

 

結婚当初は、

夫婦が、同じようなお金の使い方ではない、

ということです。

 

結婚するまでは、

夫婦は違う環境生活をしてきたのですから、

当然なことと言えば当然でしょう。

 

 

しかし、これまでの生活の経験で、

お互いに妥協し合い、

その家庭のお金の使い方を

夫婦で身につけていくのです。

 

また、その使い方を子どもがみて、

子どもも身につけていくことは、

確かなことです。

 

 

ただ、ここのところは、

気を付けていただきたいご家庭もあります。

 

すべてのご家庭に、

当てはまることではありません。

 

しかし、念のためにお話しておきましょう。

 

夫婦が別々に給与の振込み口座を持っていて、

お互いの収入を知らないまま、

セカンドライフを迎えるご家庭は、

セカンドライフに入る前に、

注意が、必要かもしれません。

 

年金中心の生活では、

夫婦の収入を合算して、

セカンドライフの生活が、

維持できるご家庭が多いのです。

 

今まで、それぞれの財布を持ち、

家計の財布がなかったご家庭で、

 

急に、家計の財布を作ることは困難が伴い、

 

最悪の場合、

独りずつで住んだ方が良い、

といった結論に成りかねないのです。

 

 

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世の中の変化に対応するには

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ことしは、新型コロナウイルスの流行で、

大変な年になりました。

 

 

これから先、

セカンドライフを送っていくにしても、

さまざまな困難に出会うかもしれません。

 

10年前に何が起こっていたのか、

すぐには思い出せないでしょう。

 

 

10年先は、

さんまの不漁とは言わず、

さんまを食べる人がいなくなっているかもしれません。

 

重たくて不評になっているすいかを、

一個(一玉)買う人もいなくなり、

また、リンゴなども同じように、

皮をむくのが面倒だといわれている果物などは、、

カットして、販売されているかもしれません。

 

10年後は、どのような社会になっているのか、

想像もつきません。

 

 

しかし、お金はいつの時代でも、

貯めていくことができます。

 

将来スーパーインフレが起こり、

物価が高騰して、

貯めたお金の価値は無くなる。

 

という方もいます。

 

10年後に、

まだ、日本円のお札やコインはあるでしょう?

 

ひょっとすると、

すでに流通の革命が起こっているかもしれません。

 

 

とはいっても、

 

お金を貯めておけば、

 

どのような時代になっても、

 

手持ちのお金のある人と

ない人では、

ある人の方が、

 

どんな時代になっても、

生き抜くための、

さまざまな選択肢を選ぶことが可能です。

 

 

その方法を、

ひょっとすると、

今まで育んできた、

子どもからも、

新しい世の中の知識として、

教えてもらえるかもしれません。

 

 

お金の使い方は、

今後生涯どのようにお金を使っていくのか、

 

その使い方の軸を、

 

セカンドライフに入る前に、

 

ご自身の今までの、

人生経験から決めておいてしまうことです。

また今までのお金の使い方のポリシーを

軸にすると確認をしておくことです。

 

 

セカンドライフでは、

この軸が定まっているからこそ、

どんなことが起こっても、

臨機応変に時代に対処していけます。

 

 

その準備をすることを怠りなく、

自分たちのこれからの人生を

お互い、謳歌していきましょう!

 

 

 

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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ

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あなたのお金の使い方は?

 

と聞かれたら、

 

お話することができますか!?

 

 

正解はありませんが……

 

人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ改訂版(第414号)

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