人生の添乗員®ファイナンシャルプランナーの牧野寿和です!
  • 24May
    • No.521 老後の生活設計にFPがお役に立てる3つのこと

      No.521 老後の生活設計にFPがお役に立てる3つのこと今回は、老後の生活を設計するのに、ファイナンシャルプランナー(FP)が、お役に立てることが様々あります。そのなかで、老後を迎えるのにあたり、必ずしておいていただきまたFPとしてお役に立つことのできる3つのことをお話しいたします。--------------------------(1)ご自身の行程を描く--------------------------ひとつ目です。これは一番大切なことです。老後の生活を迎える前に、老後の生活を描いておくことです。退職前は、何かと忙しくて、老後の生活はその時になってから考える。という方もみえます。しかし、これまでは主に自宅と勤め先を往復し、勤め先では創造的な業務に携わっていた方でも、退職後は、一日の生活をすべてご自分で作成すことが必要でそのために時間も労力もかかります。すぐには出来るものではありません。なかには、退職後は、すでに旅行に行く計画があるといわれ、実際に旅行に行かれる方もみえます。しかし、なかには行きたいところを行きつくすると、その後、することが無くなってしまう方もあります。退職後、毎日の生活はその生活が始まってから考える。または、退職後の直近の計画は持っていてもその計画の実行したら次に何をしよう。つまり、体系的な老後の計画を立てておかないと考えている間に、歳はだんだんと取って行ってしまいます。それとともに貯蓄は減っていきます。心細くなるという方もいるようです。旅行に行くと言ったワンポイント「点」の計画だけではなく、その後の生活も含めた体系的な「線」の計画も必要なのです。年金の収入と今までの蓄えで今後どのような生活ができるのか?歳をとってから悩んで、このような状況になってから、FPに相談にお越しいただいても善後策を提案することは、率直に申し上げて難しいです。つまり、現役の間に老後の生活をどのように送りたいのか、実現できるかは二の次に送りたい生活を描いてみることです。FPは、描いた生活に、老後の生活をしていく上で、必要であろう経費を加えていくことができます。-------------------------(2)無駄をなくす------------------------次に、FPといえば、未だに保険を販売している人と思っている方もいるようです。確かに、家計支出の無駄をなくすのに、注目するのが、現在加入中の保険商品の内容と固定費として毎月家計から支出される保険料です。必要以上に保険に加入している場合、見直しをして保険料の負担を減らす提案をしますので、FPが保険商品に関わっていることは、間違いはないかもしれません。FPは、その他にも、住宅ローンを借り替えるのにこの借換えは有効なものか、その検証をします。無駄をなくす意味では、資産を相続する場合に、子どもが歳をとってから相続をしても有効な相続にならない場合があります。有効な相続とは、例えば、子どもが住宅を建てる時にお金の援助をすることです。子どもに援助して、自分たちの老後の生活が成り立つためには、いくらまでの援助ならいいのか?その金額を算出するのもFPです。----------------------------------------(3)家計収支のシミュレーション----------------------------------------3つ目のFPの役割として、通常、退職後に急に家計収支を抑えることは難しいことです。特に支出の方は、いままで勤めていた間は、ある程度時間の拘束もあり、毎日使うお金も決まっていたでしょう。しかし、退職の生活では、すべて家計からの支出になります。また、時間の拘束からも解放されます。従って、外出をすればするだけ家計支出が増えていきます。自宅にいれば、それだけ光熱費も増えるでしょう。どのくらい増えるのかを予測するためにも、現在の家計収支の具体的な、・収入、・支出・貯蓄額それに、その他の資産などを含めて、旅行に行くならいくらまで、家の修繕の予算はいくらまで、毎月の家計の支出はいくらまで、今後の年金として家計に入る収入や現在の貯蓄を取り崩していくにも、細かい金額まで出して計算すると、生活をしていくのが面白くなくなりますので、おおよその金額を算出して、生涯、安心して生活できる基本的な家計収支の額をシミュレーションするに、FPはお役に立てるのです。-------------------------------設計は退職までに完了すること-------------------------------繰り返しになりますが、退職後、勤める必要がなくなり生活の環境は一変します。家計の収入は、年金が中心になると当然ですが現役の時代よりは減ります。中には、退職後、65歳になって公的年がもらえるまで収入が激減すると予想できる方もみえるでしょう。しかし、支出の額は退職後の大幅には減りません。ひょっとすると、上記のほかに医療費や介護の費用などが増えて、現役の時代より増えるかもしれません。そこで、客観的に家計収支を見ることのできる現役中に、老後の生活を設計しておくことが大切なのです。*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:老後の生活に入ってから老後の生活の設計は出来ません現役中に時間的なゆとりを持ってすることが肝です人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第347号)Photo by photo ac

  • 23May
    • NO.520 横並びで安心できる人としない人

      NO.520 横並びで安心できる人としない人私のところに相談に見えた方の中には、・相談の内容を伺っているとき・提案をしたとき・実行のサポートをするとき一貫して同じ質問される方がみえます。それは、「僕たちと同じくらいの人は僕たちと同じ?」要約をすれば、こんな感じです。他人をライバル視して、切磋琢磨される方々です。数年で、資産も飛びぬけて周りの方が気にならなくなる方もみえます。だから、ファイナンシャルプランナー業は、やりがいがあるのです!Photo by photo ac

      3
      テーマ:
  • 21May
    • NO.519 節約の基準

      NO.519 節約の基準人によって基準が違うものがあります。例えば、上京すると、東京駅で不思議に思うのですが、売店が並んで、同じメーカーのペットボトルのお茶を売っているのですが、共に消費税込みで、129円と161円と販売価格が違います。32円の差です。お値打ちに購入したい方は129円弁当などほかの買い物も一緒にする方は161円でも、お茶だけは129円の方で買う。そもその129円で売っているのを知らない方がいる?駅の傍らの喧噪(けんそう)を眺めて真相はわからないまま、いつも、わたくしの名古屋に帰る列車の発車時刻になるのです。Photo by photo ac

      1
      テーマ:
  • 20May
    • No.518 株価と家計収支を比べる

      No.518 株価と家計収支を比べる株式に投資をするなら、長期間運用しなくてはならない!よく耳にする言葉です。確かに株価の推移を見てみると、直近では株価が上下しても何十年間のスパンで見れば、右上がりになることが求められています。もちろん例外もあります。その企業の経営は、そのままでは苦しくなるでしょう。では家計収支の推移はいかがでしょう?短い2,3年の周期で見れば、年間収支が黒字の時もあれば赤字の時代もある。しかし、10年とかいった長い収支で見れば、右肩上がりになっている!!!年間収支が赤字なく老後の生活資金を蓄えることができまた、家計が維持できるくらいの黒字が維持できれば、生活費を切り詰めるなど無理をしてまで、わざわざ標高の高い右肩上がりにする必要もないでしょう。企業も同じこといるのかもしれません。Photo by photo ac

      2
      テーマ:
  • 16May
    • NO.517 欲しいものはいつ買ったら良いか

      No.517 欲しいものはいつ買ったら良いか*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*オリンピック後は、不動産の価格は下がる、真偽の程は定かではありません。しかし、そのようなことがささやかれていることは確かなことです。そこで今回は、特に、金額の高いものを買い物をする時、そのタイミングについて考えてみようと思います。------------------------購入する予算の明確化------------------------住宅購入を例にお話を進めていきます。購入するタイミングを考える前に、まず、しなくてはならないことがあります。それは、その住宅を購入したら、家計収支は、どのように変わるか?その変化を生涯に渡りシミュレーションをしてみることです。現在、賃貸住宅にお住まいで、住宅を購入するために、住宅ローンで融資を受けようと思っていて、住宅ローンの毎月の返済額が現在の家賃と同じくらいと仮定すると、その返済額に加えて、毎年、固定資産税やお住まいの地域によっては都市計画税の納付が、マイホームを持っている期間ずっと必要になります。また、マンションを購入する場合は、修繕積立金が必要ですし、戸建ての場合は、将来の家の修繕する時の費用を、積立てておくかは、所有している方の判断ですが、将来必要なお金として、準備しておくことが必要です。住宅ローンの返済が終われば、家計からの一番大きな額の固定費の支出がなくなります。生涯賃貸住宅に住み、家賃を支払うことを考えると住宅の購入のメリットといえるでしょう。しかし、老後は、実家などの近くなど、購入した住宅を手放す計画をお持ちのご家庭にとっては、必ずしもメリットとは言えないかもしれません。このようなことを念頭において、・現在の収入、・今後の収入、・貯蓄額や資産額それから、・生活費・住宅ローンの返済額など、ご家庭に即した、生涯の家計収支のシミュレーンをしてみて、ご自身の家計で、購入可能な住宅購入資金を算出することが大切です。----------------------------------購入する住宅を選ぶポイント----------------------------------次に、住宅の購入時期を考えてみます。住宅を購入しても、家計収支に、ほとんど影響はない、または、がんばれば何とかなる。実は、この「がんばる」がくせ者ですが、とにかく住宅の購入額が決まったら、次は、いつ買うかです。購入する時期を決めていきます。住宅購入は、生涯で一番高い買い物だから、1年位は、じっくり吟味して買うこと。とよく言われています。1年をかけて、購入後、住宅維持にお金がかかることや、また購入後のメンテナンスなどそれらの費用などを含めて、購入物件を決定することという意味合いも含めて、言われていることだと思います。また、・価格・物件の環境(駅から近い、近くにシッピングセンターがあるなど)・間取りなど、購入する方の妥協できない固有の条件を加味することも、購入の必須ポイントです。このような項目をひとつずつ明らかにして、適した住宅を探していると、一年位すぐに経ってしまうようです。--------------------------------購入する時期はいつが良いのか--------------------------------購入時期を決めるには、今年は、10月の消費税が10%になる時に、住宅購入の優遇税制も施行されるようです。既にその内容は、住宅ローン減税の期間を現在10年から3年間延長して13年にするなど、明らかになっています。また、来年2020年の東京オリンピック、パラリンピック終了後、住宅の購入価格が下がるのではないか、ともささやかれているようです。しかし、真偽のほどは定かではありません。ただし、購入する住宅は一軒のみです。また、同じような条件で、戸建住宅を建てることは、同じ土地には不可能です。このように考えてみると、住宅を購入する時期は、・住宅購入予算が明確になり・時間をかけて購入したい住宅を描くことができ・その住宅が見つかったこのタイミングではないでしょうか。10月以降に消費税対策して、様々な住宅に関する施策が実施されて、家計からの支出が少なくなるかもしれません。しかし、10月以降に、ご自身の希望する住宅が見つかるか、見つかったとしても、10月以前に購入しようと考えた物件より、いくらお値打ちになり、それは、生涯の家計収支にどのような影響を与えるのでしょう。繰り返しになりますが、購入できる物件は一軒で、その物件は世の中にひとつしかないのです。私は、じっくり選んで目利きができるようになった段階で、良いと思った物件購入をすべきだと考えます。*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:優遇税制を利用するご自身の気に入ったものを購入する物件購入の判断は、生涯の家計収支から決めるのが良いでしょう人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第346号)Photo by photo ac

  • 15May
    • No.516 失敗した話を聞いた方がためになる

      No.516 失敗した話を聞いた方がためになる親戚や友人から、株式や投資信託の運用がうまくいき○○○万円儲かったという話を聞き、自分も同じような運用をしたくてその方法を教えてほしいと見える方がいます。その方に、まず、お伺いすることは、その儲かった方に、今までいくら投資にお金を使って、いくら損したのか、トータルでいくら儲かったのかその金額もきかれましたか?と伺っております。失敗したときの話の方が、勉強になると考えている次第です。Photo by photo ac

      2
      テーマ:
  • 14May
    • NO.515 信頼関係を築く

      NO.515 信頼関係を築く私がまだFPになりたてのころ、保険の販売もしていた時のお話です。保険の見直しの相談に見えた方が、私の提案に納得はしていただいたのですが、なぜか、別に保険金1000万円の死亡保険に加入したいといわれます。理由はよくわかりませんでした。しかし、わたくしと同年代のこともあり青春時代など昔話に花輪咲かせているうちに相続の話になりました。ここで、なぜ1000万円の保険に加入したいのかわかりました。なぜなら、その方がある人から、ご自身の相続に相続税が1000円くらい必要といわれ、その資金を保険金で賄おうとしていたのです。そこから、相続の相談に移り、一般的な相続税の課税基準をお話しすると、その方の相続資産は、ざっと計算しても、当時の相続税の納付の基準額に満たなかったのです。不要な死亡保険に加入しなくてもよかったのです。また、生前贈与をするなど適法を生かした、親から子供への資産の移動ができました。信頼関係を築く私の座右の銘といってもよい言葉であります。

      6
      テーマ:
  • 13May
    • No.514 おかしいと思ったら確認を

      No.514おかしいと思ったら確認をこんなお話を聞きました。体の調子が悪くて3日間検査のため入院した方がみえました。その方は、以前住宅を購入するときに加入中の保険の見直したをした方です。2つの保険会社の医療保険に加入していて、一つは入院一日目からもう一つは入院5日目から入院の給付金がもらえる保険商品でした。その方の将来にわたる家計収支をシミュレーションしたところ、入院一日目からの医療保険は残して、もう一つの保険は解約する提案をいたしました。その方は、そのように手続きをされたそうです。今回の入院に際して、退院後入院給付金を請求しようと保険会社の担当者に手続きの仕方を尋ねたところ、一日目から保険は解約したといわれたそうです。手元に保険証券はあり、それはおかしいとその保険会社に電話で直接照会したところ、その担当者の勘違いで、無事入院給付金をもらうことができたそうです。おかしいと思うことは、必ず然るべきところに確認しましょう!というお話でした。Photo by photo ac

      5
      テーマ:
  • 10May
    • ボーナスで使わないほうが良いこと

      No.513 ボーナスで使わないほうが良いことズバリ住宅ローンの返済のおはなしです。住宅ローンの返済に、ボーナス払いを選択して見える方がいます。毎月の返済額は少なくても年2回もらえる予定の、ボーナス時の返済額が多くなる返済方法です。メリットは、毎月の返済額が少なくて済むことです。デメリットは、勤め先の業績によってもらえる額が決まるボーナスでも、住宅ローンの返済額は定額であることです。つまり、住宅ローンの返済期間に相当する約30年間、企業では、この30年近く、業績の良い時もあれば、反対に、大変な時もあるでしょう。しかし、住宅ローンの総返済額は、毎月均等額を返済しても、ボーナス併用払いで返済しても、さほどの違いはありません。ならば、ボーナスを、住宅ローンの返済に使わなくてもよいのでは、というお話でした!Photo by photo ac

      2
      テーマ:
  • 08May
    • 卓越した幸せ論

      NO.512 卓越した幸せ論年配の女性の会話で、どんなお話をされているの定かではありませんが、話してみえる端々で、「幸せだがね」「それが一番の幸せ」「よかったね、あなた幸せよ」といった、幸せをキーワードとした、笑顔の会話が聞こえてくることがあります。そのような時に、お金の話は聞こえてきません。そんな会話のできる女性方は、お金縛られることのない、卓越した幸せをお持ちなのでしょう。真剣に、私もあやかりたいです!Photo by photo ac

      4
      テーマ:
  • 07May
    • 家計の点と線

      No.511 家計の点と線点とは、現状または近い将来を見ることで、線とは、将来の計画や展望を現時点で考察することです。家計収支においても点、現在手元にあるお金を衝動的に使ったら、線、将来どのような影響があるのか?もっと具体的に、点、住宅購入の頭金を貯める目標があり今は、買いたいもの買わない。節約をする。線、目標の年数お金を貯めて目的の頭金として使う。人生は、点と線を作ることに慣れれば、不安のない老後が贈れるでしょう!?Photo by photo ac

      3
      テーマ:
  • 06May
    • 準備をしてから運用を始めた方が良いです

      No.510 準備をしてから運用を始めた方が良いですFPに相談をすれば、すぐにでも手元の10万円を100万にする方法を教えてくれると思っている方がいるようです。この文章を今読んでいる方の多くは、そんなことは無理だ、もし本当なら、FPはお金持ちになっていると思われるでしょう。資産の適切な運用は、生活をしていく上で必要なことです。しかし、冷静に考えて、今まで株式の運用をしたことがない方が、急に10倍ものお金を入れることは難しいです。10倍のお金が手に入るなら、10倍損する可能性もある。つまり、リスクがあります。金融資産で運用を始めるならば、それこそ、運用のための知識と資金を蓄えて、つまり、準備をしてから始めることが、運用がスムーズにできる条件です。Photo by photo ac

      5
      テーマ:
  • 03May
    • No.509

      No.509 健康寿命と老後の家計*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*健康寿命という言葉をご存知だと思います。人の世話を受けることなく、ご自身だけで日常の生活を送れる年齢のことです。男性72.14歳、女性74.79歳と、3年おきに調査されていて2016年の数値が、厚生労働省から発表されています。今回は、この健康寿命と老後の家計について考えてみます。--------------------------------------老後の家計収支と似通っている--------------------------------------健康寿命は、上述のように、男性72.14歳、女性74.79歳で、この年齢は、調査ごとに徐々には伸びているようです。それにしても、平均寿命との差は、男性約10歳、女性約12歳。この期間に、医療や介護の状態になるとは限りません。しかし、日常生活がひとりだけでは出来ない統計的な数字のあることは事実です。なお、2025年には、多くの高齢者の割合を占める、団塊世代の方が75歳を超えるということで、この健康寿命の年齢に微妙に影響があるかもしれませんとはいうものの、ひとりで生活ができない状態になってから対策を打つことは、家計収支が老後の生活にはいり、主な収入が年金になってから、家計収支の改善を図ることが、難しいのと似通っているともいえます。------------------------------保険商品と医療費の負担------------------------------現在、医療や介護の状態になった時を含め、さまざまな医療保険の商品が発売されています。入院をすると多くの保険商品では、入院給付金が、一日5000円とか1万円とか、契約した金額を受け取ることができます。通院する場合は、一通院当りいくらかの給付金を受けとれる、医療保険も発売されています。しかし、通院給付金を受け取れる条件は、入院を伴う場合の通院の場合が多く、また、毎月支払う保険料も単に入院給付金のみの保障より割高の場合もあり、通院に保険商品は向かない様に思えます。つまり、高齢になっても通院する場合は、健康保険に加入していますので、年齢やその方の収入により、医療費の1割から3割の負担は必要です。このお金は、家計から支出です。なお、確定申告の時に医療費控除の申請をして、節税対策をすることは言うまでもありません。----------------------------------介護の状況になったときの対策----------------------------------65歳以降に介護の状況になった時は、介護認定を受けて、原則自己負担1割で、介護サービスを受けることができます。何らかの病気で通院している時は、お医者さんなどから、介護認定を受けたらと本人や家族に勧められることもあるそうです。しかし、通院していない場合は、なかなかご自身では介護が必要な状況なのかわからず、周りのご家族などが、その状況ではないかと気付くことも多いようです。このような場合は、お住まいの市町村の福祉課など担当の部署に、相談されるとよいでしょう。介護の状況になるとそのための保険も販売されています。家計と保険料を検証しながら、加入しておいてもよいかもしれません。----------------------------老後の家計を直撃される----------------------------このように考えますと、確かに、健康寿命に達したころには、家庭によっては、現役時代の蓄えが乏しくなり、年金が主な家計の収入となり、その時期に、医療や介護の費用が膨らむことも予想されます。老後の家計が直撃される。と、言ってもまったくの間違いではないかもしれません。-----------------対策を打つには-----------------個々人の健康寿命は、平均寿命と同様に平均の値です。従って、80歳90歳になっても、自立した生活が可能な方もみえるでしょう。ただ、寿命と違うことに、健康寿命の終わりから平均寿命の間は、それこそ男性で約10年間、女性で約12年間、ひとりでの生活が困難になるということです。それまでの生活以上に、家計支出が増えるかもしれないということです。家計支出の増加の対策は、当然のことであります。繰り返しますが、その時では遅いです。また、その歳になってからでは、できないかもしれません。現役のうちから、万一の場合を考えて、また、老後の生活に入ってからもそのために単純ですが、お金を貯めておくことです。介護の状態になって生涯を終えるまで、その方の状況にもよりますが、一説には500万円は必要だと言われています。この話しを聞かれたご家族に、介護の状態になり施設に入居したら、500万円では、施設に入居する初期費用に過ぎないと言われる方もみえました。介護にかかる費用には、相当幅があることも確かです。老後になり身体と共にどのような状況になるのかは、まだ現役のうちからはわかりません。しかし、老後の生活に必要な、収入から見合う支出額など、基本的な方針は、現役の間に決めておけば、状況が変わるごとにその状況に合すことはできます。経済的にも、体力やこころ、つまり健康にも、「ゆとり」を持てる生活をする。この計画を立て、実践することが大切だと思うわけです。*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:健康は当たり前と思っていても家計収支を含めて、生涯の万一の対策を考えて実行しましょう人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第345号)Photo by photo ac

  • 29Apr
    • No.508 株式投資の教科書

      No.508 株式投資の教科書以前クライアントの方が、保険商品以外の金融商品で運用はしたことはない。と言われていたのですが、なぜか、株式投資の基本的な話しをされるようになり、不思議に思っていたことがありました。ある日その理由を教えてもらいました。日経文庫「やさしい株式投資」日本経済新聞出版社刊を読んでいると、その本を持って見えたからです。ならばと私も読みました。確かに、株式投資に関わることが丁寧に書かれていました。ただ、そのクライアントさん曰く、実際に運用を始めには勇気がいる先物や信用取引は絶対にしない。この方の運用のスタンスができた様です。ただお話を伺っていると今後とも、株式投資はされないかもしれません!?Photo by photo ac 

      8
      テーマ:
  • 25Apr
    • No.507 退職一時金と企業年金の使い道

      退職した時に受け取る・退職一時金・企業年金の使い道を考えてみます。------------------------------公的年金に上乗せされるもの------------------------------原則65歳になると、事業主、専業主婦の方などは、老齢基礎年金(国民年金)が、「厚生年金適用事業所」つまりサラリーマンとして会社に勤めた方、または、勤めた経験がある方会社経営をした方公務員だった方などには、その勤務期間や報酬によって計算される老齢基礎年金に加えて、老齢厚生年金を受け取ることができます。老齢基礎年金や老齢厚生年金といった、公的年金制度のお話は、既にここまででも複雑になっています。さらに複雑な部分もありますので、別に機会を設けてお話したいと思います。ここでは、今回のテーマである、退職一時金と企業年金の使い方に絞って、はなしをすすめて参ります。退職一時金や企業年金は、退職する時に、すべての勤め先からもらえるものではなく、いわゆる「退職の規定」が、定められている勤め先を定年退職に限らず、その企業を退職する時にもらえます。つまり、公的年金に上乗せしてもらえるものです。------------------------退職一時金と企業年金------------------------退職一時金と企業年金は、・勤め先から両方もらえるところ、・退職一時金と企業年金とどちらかだけもらえるところなどがあります。ただ何年か以上務めないと、退職一時金も企業年金のもらえる対象でない場合もあります。まず現役中に、退職したらどのようにもらえるのか確認しておくことが大切です。また、退職一時金は、文字通り、退職する時に1回もらえるだけですが、企業年金は、退職後10年間とか期限を定めて、有期にもらえる規定のある、また生きている間、終身でもらえる規定がある、など、年金が受け取れるのであれば、退職後何年もらえるのか、こちらも現役中に勤め先に確認しておいた方が良いでしょう。なお、退職一時金と企業年金のどちらか、選択して受け取る場合は、一般的には、受取総額は一度にもらうより年金でもらった方が、多くなると言われています。----------------------------------------退職一時金と企業年金の使い道を研究する----------------------------------------では、具体的に退職一時金と企業年金は、どのように使ったらよいのでしょう?1.株式や投資信託の運用資金にする2.住宅ローンの返済資金にする3.旅行や趣味に使う4.自家用車を買い替える5.自宅の修繕費など今後の使用計画を決めるよく相談にみえる方が言われます。しかし、根本的なところで、退職一時金も企業年金も老後の生活をする資金の一部ということです。現役中の家計収支の額は、老後の生活に入ってもあまり増減しません。どちらかといえば、医療費や介護費用の支払いで、家計支出は、増える傾向にあり、その増加する支払いを支えていく資金が退職一時金であり企業年金と考えても、考えすぎではないと思います。では、具体的に使い道を考えてみましょう。上記のうち1.の金融商品などの運用資金にすることは、現役中にすでに運用を経験して、収益を得たり損失を被ったりその経験を積んだ方であれば良いのです。しかし、今までに元本が保証されている、銀行の定期預金などのみの経験の方に、歳をとってから元本保証のない金融商品に投資して、資産を維持していくことは、危険な行為だと思います。2.の住宅ローンの返済に使うことは、このコラムでも何度かお話していますが、住宅ローンの返済期間の初めの方は、毎月の返済額の多くは、利息分に返済の割合が多く、繰上げ返済をするとことで、借入額が減少し、その分利息の支払い額も減る。また、返済期間も短縮できました。しかし、返済期間の終盤に入ると、毎月の返済額のほとんどが、元本分の返済で、退職一時金や企業年金を返済に使っても、確かに、予定よりはやく完済できた、という、こころの安らぎを感じることは出来るかもしれませんが、元来、退職金一時金や企業年金は、老後の生活に使うものです。ここで住宅ローンの返済費用に使ってしまうと、75歳と80歳頃になって、家計が破たんしかねない、客観的なシミュレーションを私は、何度も作成しています。住宅ローンの返済は、少し無理をしてでも現役中に済ますべきでしょう。---------------------------使い道の決め方--------------------------このように考えますと、まずは、現役中の家計収支の額を算出する。老齢基礎、厚生年金といった公的年金のもらえる額をねんきん定期便などから推測する。退職一時金と企業年金の受取額も推測する。そして、男性の平均年齢82歳女性87歳より少なくても5年先までの家計収支の表をつくり、そのなかに、上記の3.から5.など、ご自身またご夫婦の老後の生活になってから計画していることを、数値化して予算を入れてみましょう。必ず、現役中に行ってください。老後の生活に入ってからでは、何もしないまま1年や2年はすぐに過ぎそのあいだに、退職一時金や企業年金、また公的年金も加速度的にご自身の元から旅だって行ってしまうかもしれません。*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:老後の生活の準備の第一歩は、退職一時金や企業年金も、公的年金も含め、受給額を知って、老後の生活の計画を立てておくことです人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第344号)Photo by photo ac

  • 24Apr
    • No.506 独自の世界観を持つ

      周りに惑わされない独自の世界観を持てば、少し大袈裟かと思うかもかもしれませんが、例えば、住宅を購入する場合に、住宅ローンを組んで毎月の返済を考えると、自ずと融資を受けられる額は決まってきます。しかし、それがわかっていても、気に入った物件が見つかると、また、注文住宅でも、周りの住宅に遜色ないように、それ以上の額の融資を受けて、返済が始まって数十年間、返済が中心の家計になってしまう。それでも良いのであればいいのでしょうが、ご自身の世界観を変えることによって、住宅を購入するにも、資産価値のある手ごろな物件、いや、生涯賃貸で生活をする。このような選択をする方もいるでしょう。なかには世界観を変えなくても、すでに、住宅に関して、このような人生を描いている方もいるでしょう!Photo by photo ac

      1
      テーマ:
  • 23Apr
    • No.505 確認のためと困ったからFPに相談

      FPに相談にみえる時、例えば、内容が資産の分割の場合、お子さんへの資産分割をご自身で決めて、その案の後押しを求めて、お越しになる場合があります。また、お子さんには平等に渡したいが、土地家屋のみの資産など、平等に割らせないからどうしよう、と相談にみえる場合もあります。私の場合は、後者の場合の方が、納得していただける提案までに時間はかかりません。しかし、実行のサポートをする場合は、どちらも時間がかかる場合があります。Photo by photo ac

      2
      テーマ:
  • 22Apr
    • No.504  頭金まで借りられる住宅物件とは

      住宅を購入する時、物件の2割くらいは頭金としてご自身で用意しておいた方が良い。また、実際に住宅を購入するための頭金を貯蓄をして見える方もみえるでしょう。一方、全額頭金の負担のなくいわゆるフルローンで全額融資を受けて住宅ローンを組める物件もあります。フルローンで借りられる物件とは、どのような物件なのでしょう?一言でいれば、もし、住宅ローンを組んだ直後に、何らかの事情で、債務者、つまり住宅を購入して住宅ローンを組んだ方が、返済ができなくなっても、フルローンの価格分の住宅の価値がある、言い換えれば、融資した金融機関は焦げ付かない資産価値のある物件ということです。よく言われてますが、新築の物件を購入してすぐに売りに出して、購入価格から2割くらい安くなるこの2割には、販売店の儲けや広告費それに従業員の給与が入っているといわれます。理に適った説明といえるでしょう。Photo by photo ac

      1
      テーマ:
  • 19Apr
    • No.503 保障と補償の違いを理解しましょう

      保険商品は難しくて理解出来ない、と言われます。内容を知らないまま加入している方も見えるようですが、今回は、保険商品の内容の説明書きに、必ず記載されている保障と補償の違いについて理解したいと思います。なお、このようなお話は、保険業法上、どうしても硬い文章になってしまいますが、私は現在保険商品の販売もしておりませんので、できるだけ消費者の立場で記述して参ります。--------------------------------保険商品は金融商品のひとつ--------------------------------まず、保険商品の位置付けから押さえましょう。銀行の預貯金は、貯蓄を備えた金融商品です。普通預金や定期預金に預ければ、その商品の金利が預けている間、利息としてつきます。ただ現在は、ほとんど利息が付かない現状です。保険商品もその利息つまり貯蓄と保障を兼ね備えた、金融商品です。ただ保険商品のなかでも、掛捨て型は、利息が付かず、貯蓄の機能のない保険商品です。一概には言えませんが、加入中の保険を解約すると解約返戻金がある保険商品を貯蓄の機能がついている保険商品といえるでしょう。銀行の預貯金と同じように、保険商品も現在は、ほとんど貯蓄機能は果たされていません。外貨建ての保険商品では、多少貯蓄機能がある商品もありますが、日本円とその保険商品の国の通貨と交換する時に起こる為替リスクなど、日本国内の保険商品にはないリスクがあり、その保険商品の内容とともに、リスクの内容も理解して契約を結ぶことは言うまでもありません。なお、あとから出てきます損害保険にも、貯蓄機能を備えた保険商品はありますが、現在は、掛捨ての保険が主流です。-----------------------保険に加入する目的-----------------------保険に加入している方は、例えば、入院した時の入院給付金や手術をした時の給付金を受取れる医療保険。ご自身が亡くなった時の、葬儀代や残された家族の生活のための、死亡保険金をあらかじめ指定した人や相続人が受取れる死亡保険。車を運転して、人を傷つけたり最悪の事態なったりした時の任意自動車保険。自宅が火災で損傷した時の火災保険。このように、保険商品は数多くあり、ご自身の目的に合った保険に加入することは言うまでもありません。-------------------------保障と補償のちがい-------------------------上述のいわゆる生命保険会社が販売する、医療保険や死亡保険、損害保険会社が販売する、任意自動車保険や火災保険、ともに万一の時「保険金」を受け取れます。また、自動保険などでは加害者の場合、被害者に保険会社が保険金を支払います。しかし、保険会社から支払われる金額は、保険証券の記載額通りか、そこには違いがあります。それが、保障と補償のちがいです。つまり、例えば、入院した場合に、一日10000円の入院給付金が出る医療保険に加入していて、5日間入院したら、退院後に保険会社に請求すれば、50000万円給付金が、1000万円の死亡保険に加入していれば、被保険者が亡くなると、1000万円の死亡保険金が、保険商品の内容によって違いはありますが、基本的には、あらかじめ受け取ることに、指定された方のところに保険金が入ります。一方、任意の自動車保険では、運転中に人を傷つけて加害者になった場合、1000万円の保険に加入していても、怪我の程度などで、保険会社が査定した金額が、怪我をされた被害者に払われます。火災保険も、任意自動車保険と同様に、3000万円の火災保険に加入していても、火災でも損害の程度で、支払われる金額は違ってきます。実際には、損害保険で支払われる金額には、他にもさまざまな要素がありますが、ここでは、補償と補償のちがいを検証していますので、触れることは致しません。そこで、本題の補償と補償のちがいですが、保障は、医療保険や生命保険のように、原則、契約の全額を「保険金」として受取ることができます。一方、償いを補償する、つまりあらかじめ支払う限度額を定めた契約をして、万一の時は、限度額までの償いを補償する分の保険金が、保険会社から支払われます。*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:保険商品は、商品の内容を理解して加入することが前提です。万一の時、契約した保険金が受取れるか保障と補償の違いも大切です人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第343号)Photo by photo ac

  • 18Apr
    • No.502 私たちのような家族はほかにはいません!?

      プランニングをしてさて実行しようとするときによく聞かれることに、私たちと同じような家族はどうしている?です。しかし残念ながら、家計の収入も支出もご夫婦やお子さんの年齢など、すべて同じ家族はいません。その家族に依頼された提案が、ほかの家族にもマッチすることは不可能なのです。従って、すべてオリジナルな提案をさせていただいております。Photo by photo ac

      3
      テーマ:

プロフィール

FP牧野のざっくばらんにのプロフィール

FP牧野のざっくばらんに

性別:
男性
血液型:
O型
お住まいの地域:
愛知県
自己紹介:
人生のロードマップ<人生の行程表®>作成のパートナー 日本で唯一の「人生の添乗員®」 どこの組織にも...

続きを見る >

フォロー

Ameba人気のブログ