住宅購入の頭金を払う目的で、 お金を貯める人がいます。 目的を持って、 お金を貯め、 その目的に 貯めたお金を使う。 お金を動かす とても良い流れだと思います。 そこで、今回は 住宅購入に 住宅ローンを組んだ場合の 貯蓄について 考えたいと思います。 ------------------------------------------------ 貯蓄の目的 ------------------------------------------------ ・普通預貯金 ・定期預貯金 ・保険商品 ・株式や投資信託 ・タンス預金 など様々な方法で貯めたお金は、 ・住宅購入の頭金 ・マイホームの修繕費 ・老後の生活費 ・旅行の費用 ・子どもの教育資金 など 貯めたお金を使う目的がないと ある日突然、 目の前の欲しいものを買ってしまう 衝動買いで、 貯蓄がなくなってしまう可能性もあります。 しかし、単にお金が無くなるのでなく 衝動買いのための貯蓄と 位置付けて 予算組をして貯めて行けば、 目的のある貯蓄となるのです。 ------------------------------------------------- 住宅ローン返済中も貯蓄は必要 ------------------------------------------------- 確かに住宅を購入する その資金のために、 貯蓄をする方は、 多くみえます。 また、住宅ローンを組む時に、 その返済計画をしっかり立て、 実行する人もおおくいます。 しかし、住宅ローンの返済中にも、 上述のように、 子どもの教育費や 老後の生活資金など、 貯めて後に使うお金のことも 考えておくことが必要になります。 住宅ローンを返済しながら、 貯蓄も必要となるのです。 住宅ローンの 毎月無理なく返済できる金額の シミュレーションをする時に 同時に、 住宅ローン返済中の 目的ごとに行う、 貯蓄のシミュレーションも 必要となるのです。 ------------------------------------------------------ 住宅の購入額 ------------------------------------------------------ 住宅購入額は、 1.住宅ローンを毎月無理なく返済できる額 2.将来、使うために貯蓄をする額 3.生活費など 実際には もっと様々な要素を加味することが必要です。 少なくても、上記3点を支払いながらでも、 家計収支が赤字にならない額を逆算して、 住宅の購入額を決めることが必要です。 さらに言えば、 住宅ローンの繰上げ返済の 計画を立てる場合は、 後に、 例えば、現金で支払うことが原則である、 子どもの教育資金が十分支払っていけるか、 精査することも必要です。 なぜなら、融資を受ける場合、 住宅ローンが一番低金利で、 教育ローンより 金利が低いからです。 ------------------------------------------------------ 貯蓄の習慣をつける ------------------------------------------------------ 住宅ローンの頭金は、 何とか貯めることは出来たけど、 と言われる人もいます。 その理由は、 住宅を購入する目的のために、 ほかの家計支出を抑えることができたからです。 今までの生活費のうちで、 収入を増やすより 支出を減らす勘考をした場合が多いでしょう。 しかし、ここは考え方で、 ここまでは実行出来た支出の抑制を、 住宅ローン返済中も続けていくことができれば、 言い換えれば、 習慣にすることができれば、 貯蓄をしていく習慣も身について行く ということです。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 住宅ローンを組む時は、 貯蓄の習慣を 身につけることのできる時期でもある!
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第290号)」 Photo byphoto-ac