今年も残り少なくなりました。 そこで、今回は、 今見ておいた方がよい、 家計のポイントをお話しいたします。 ----------------------------------------------------- 今年の家計収支はどうだった? ----------------------------------------------------- 常々お話をしているのですが、 家計の年間収支を簡単にみるには、 給与が振り込まれる通帳の、 年末の残高から、 昨年の年末の残高を引けば、 年間の収支がわかります。 収入は、 一年間の給与やボーナスを足していきます。 支出は、 収入から年間収支を引きます。 まだ12月分が把握できませんが、 今の時期でも、 年間のおおよその年間収支、 収入と支出がわかり、 本年の家計は黒字であったか 赤字であったか 検討をつけることは出来ます。 ------------------------------------------- 原因を把握する ------------------------------------------- 特に、昨年赤字であって、 今年は黒字の見通しが付いた場合、 また反対に、 黒字から赤字になりそうな場合、 なぜそのような見通しになるのか? 今年は、 子どもが大学に入学してその費用がかかった。 自家用車を買い替えた。 自宅を購入するのに、頭金などの費用がいった。 株式を売却して収益が出た。 満期になった保険商品があった。 など、家計収支が、 昨年またはそれ以前より、 大幅に黒字になるようでも、 反対に赤字になる見通しの場合でも、 その原因を把握することが大切です。 ---------------------------------------------- 支出超過の場合の対策を打つ ---------------------------------------------- 特に、赤字の見通しの場合、 単年だけの支出で、 その内容がわかっていればよいのですが、 収入より生活費などの支出が、 恒常的に多く、 家計が赤字になっている場合、 支出の内容を詳細に書き出して、 対策を考えることが大切です。 この作業は、 年末の慌ただしい時ではなく、 この時期に実施して、 新年からは、 改革した家計収支で、 家計を運営するようにしましょう。 --------------------------------------------------- 一度やってみる --------------------------------------------------- 通帳の残高を、 前年まで、 またそれ以前の年まで、 さかのぼってみたことなかった。 また、 家計の年間収支を把握することを、 考えたことはなかった、 と言われるかたもみえます。 しかし、今回お話をしたことを、 実行していただくだけで、 年1回の家計のメンテナンスができ、 もし、知らず知らずに、 無駄使いをしていたのであれば、 その無駄使いを止めることができます。 時間がかかることではありませんので、 一度試してみてください。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: 1年に1回は、 家計のメンテナンスをしてみましょう
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第278号)」
Photo byphoto-ac