今年も残り少なくなりました。

そこで、今回は、

今見ておいた方がよい、
家計のポイントをお話しいたします。


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今年の家計収支はどうだった?
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常々お話をしているのですが、

家計の年間収支を簡単にみるには、

給与が振り込まれる通帳の、

年末の残高から、
昨年の年末の残高を引けば、

年間の収支がわかります。


収入は、
一年間の給与やボーナスを足していきます。


支出は、
収入から年間収支を引きます。


まだ12月分が把握できませんが、

今の時期でも、
年間のおおよその年間収支、
収入と支出がわかり、

本年の家計は黒字であったか
赤字であったか
検討をつけることは出来ます。


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原因を把握する
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特に、昨年赤字であって、
今年は黒字の見通しが付いた場合、

また反対に、
黒字から赤字になりそうな場合、

なぜそのような見通しになるのか?

今年は、
子どもが大学に入学してその費用がかかった。

自家用車を買い替えた。

自宅を購入するのに、頭金などの費用がいった。

株式を売却して収益が出た。

満期になった保険商品があった。

など、家計収支が、
昨年またはそれ以前より、

大幅に黒字になるようでも、
反対に赤字になる見通しの場合でも、

その原因を把握することが大切です。


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支出超過の場合の対策を打つ
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特に、赤字の見通しの場合、

単年だけの支出で、
その内容がわかっていればよいのですが、

収入より生活費などの支出が、
恒常的に多く、
家計が赤字になっている場合、


支出の内容を詳細に書き出して、
対策を考えることが大切です。


この作業は、
年末の慌ただしい時ではなく、

この時期に実施して、

新年からは、
改革した家計収支で、
家計を運営するようにしましょう。


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一度やってみる
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通帳の残高を、
前年まで、
またそれ以前の年まで、
さかのぼってみたことなかった。

また、
家計の年間収支を把握することを、
考えたことはなかった、
と言われるかたもみえます。


しかし、今回お話をしたことを、
実行していただくだけで、
年1回の家計のメンテナンスができ、

もし、知らず知らずに、
無駄使いをしていたのであれば、

その無駄使いを止めることができます。


時間がかかることではありませんので、
一度試してみてください。


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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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1年に1回は、

家計のメンテナンスをしてみましょう
「人生の添乗員®からのワンポイントメッセージ(第278号)」
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