同じ親に育った兄弟でも、 お金の貯め方や 使い方は違うという話しを聞きます。 ましてや他人同志であれば、 同じ額の給料をもらっても、 使い方は違いますし、 お金は貯めるものか、 その考え方も様々でしょう。 また、お金は貯めようと思っても、 貯めるための方法を間違えると、 意思と資金があっても貯まりません。 そこで、今回は、 賢いお金の貯め方を検証したいと思います。 --------------------------------------------------------- お金に関心のある人とない人 --------------------------------------------------------- 漠然とした話にはなりますが、 世の中には、 お金に関心のある人とない人がいます。 お金に関心のある人の方が、 お金が貯まるかというと、 貯まる人もいれば、 貯まらない人もいます。 他方、お金に関心のない人は、 お金は貯まらないかというと、 お金に関心のある人同様、 貯まる人もいれば、 貯まらない人もいます。 なぜ、このようなことが起こるのでしょう? それは、 いくらお金に関心があって、 そのお金を増やそうとした時、 金融商品で増やそうとするならば、 例えばその金融商品の、 普通預金より金利が高いというメリットや 運用するお金の元本は、 保障されていないというデメリットを 知らないままで運用しても、 お金は、 たまたま貯まることもあれば、 たまたま減ってしまうこともあるということです。 そうなのです。 たまたまの結果にすぎないのです。 お金に関心のない人でも、 例えば、 流行を追った買い物をしない 俗にいうところの 派手な生活をしなければ、 給与が振り込まれる銀行口座から、 お金は減っていきませんので、 結果として、 お金が貯まっていることになります。 このように、 お金は貯めようと思っても、 貯まらないこともあれば、 勝手に貯まっていくこともあるのです。 ---------------------------------------------------- 簡単にお金は増えない ---------------------------------------------------- 住宅ローンの頭金を貯めたいなど、 目的を持ってお金を貯めようとすると、 数年間に渡って、 決めた額を毎月貯めなくてはならなくなります。 目標の金額にできるだけ早く、 また効率的に貯めるためには、 金融商品を利用して運用をするのが、 速いとは誰でもが知っていることです。 では、どのような金融商品を選んで運用をするのか? 上述のように、 金融商品を吟味して、 貯蓄の目的に適う金融商品を選んで運用をしないと、 運用をしてもデメリットばかりが前面に出かねません。 運用をする意味がなくなることもあります。 計画的にお金を貯めるということは、 時間的にも資金的にも、 安易に目標額まで貯めることは難しく また、貯めること自体、 そこにはその人の生活や環境も 影響してくるのです。 ------------------------------------------------------ 貯蓄することの継続できる人とできない人 ------------------------------------------------------ 育った家庭やご自身自身が、 お金を貯めることに関心があり、 そのためのスキルを身につけていれば、 定期的に常にお金を貯めることに、 金融商品選びも難無くで出来て、 苦にはならないようです。 そうでないと、 金融商品を選ぶ段階で、 商品の内容がよくわからないと、 貯蓄をすること自体挫折をしかねません。 お金を貯められない人は、 現役の時代はそれでもいいかもしれませんが、 老後の年金の受給額だけでは、 生活のできない人は、 現役中に足りない分の金額をどうするのか、 考え実行することが必要です。 どんな方法で実行するにしても、 どのようにお金を貯めるかを決めて、 行動を始めないと、 将来、お金がなくては 大変な生活になることが目に見えています。 お金の貯められない人は、 「今はいい」 といわれます。 このことばは、色々な意味が含まれていますが、 その人なりのお金を貯める知恵を つけ実行することは必要です。 *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: ■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ *:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*:*: お金が貯まらない人は、 貯める気がないか、 貯める知恵のない人です
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