ここのところ私のところにみえる方のなかには、

年齢を問わず、

今は何とかやっているが、
このまま生活をして将来はどうなるのか?

漠然とした不安といったらいいのでしょうか、

このようなご相談にみえます。


今回はこの不安を解消する方法をお伝えいたします。


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なぜ不安をもつのか
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相談にみえた方が

「今はいいのだけど将来が不安」

と、言われます。


・年金生活になると収入が激減する

・貯蓄をしていない

・将来自宅の修理にいくらお金がかかるかわからない

・年金がいくらもらえるかわからない

・子どもたちにどのように資産を相続したらいいのかわからない

など、具体的な内容もありますが、

相談の内容としては将来どうなるか、
漠然とした不安が多くあります。


テレビ、新聞や週刊誌などで、
年金が将来、どのくらいもらえるのか?
将来、老後破綻をしてしまう?

などのセンセーショナルな
放送や記事の内容に踊らされて、

必要以上に、
不安を煽られている方もみえます。


中には現役中に対策を打っておいた方がよい、
という方がみえるのも
確かなことです。


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老後の時間のコントロールは自らしなければならない
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不安を持っていない人を含めて、

必ずしておいた方がよいことに、

ご自身の人生を描いておくことです。


特に、サラリーマンの方は、
完全リタイアをした後は、

1日24時間、

ご自身で好きなように時間を使うことができますが、

反対に、

一日すべての時間を
コントロールしなくてはなりません。


この一日の時間配分を、
退職してから考え始めては、
決めるまでに、
早くて、1カ月から半年くらい、

長い人になると、
決めることなしに、
生涯、だらだら過ごす生活をする方もみえます。


当然、老後になっても生活費やその他、
家計の支出額は変わりません。

むしろ病気などの医療費や
それに、趣味や交際費は、
現役中より増えるかもしれません。


しかし、収入は年金だけの方もみえます。


そこで、まず老後の時間のスケジュールを、
現役中から計画をしておくことが必要です。


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人生を予算化する
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老後の生活でも、
家計収支を把握しておくことは大切です。

・生活費
・持病のある方は医療費
・旅行や趣味に使うお金
・必要であれば、相続税などの相続に必要なお金
・事業主であれば関連した費用

何より、ご自身が過ごしたい人生を描き、

そのようにするための
お金の収支を予算化することです。

予算化の方法は、

まず、ご自身の生涯を描き、

描いた人生に、
予算をつけていくのです。



人生何があるがわからないのに、
人生を描くことはできない、


といわれる方がみえます。


もし、人生を描いて予算化をしていなければ、
予定外のことが起こった時、
その対策が打てれないかもしれません。


予算化がしてあれば、
例えば、旅行に使う予定のお金を、

予定外のことが起こった時に、
旅行費用から、
予定外のことに予定を変更して使えば、
予定外のことは解決できるかもしれません。


何より予算化をしておくことで、
老後になっても、
ご自身の資産をお金に換算して、
視えることができます。


このように、
人生を描いて、
その費用を予算化をしておけば、

人生の軸を築くことができ、
精神的にも安定した生活を過ごすことができるのです。




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■「人生の添乗員(R)」からのワンポイントメッセージ
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人生を描くと

家計収支の予算化ができ、

心安らかな老後をおくることができます
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